Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

心理

組織のアラートは形を変えて伝わってくる

全社、部門、チームなどに存在する組織課題に関するアラートがマネージャーや人事に共有される場合、何かしら形を変えて共有されることが多くあります。 どのように形を変えるのか、そのパターンにはどのようなものがあるでしょうか?

脅威と機会に関わる心理について

脅威と機会に関わる心理として生存チャネルと繁栄チャネルがあります。 それぞれがどのようなものなのか? それぞれの関係性はどのようなものなのか? これらについてまとめます。

「ほめがない状態」はゼロではなくマイナス

組織に関わる難問には多くの場合、人の心理が関わります。 そこで、関連する情報を調べた結果、「組織心理学」というキーワードにたどり着き、「武器としての組織心理学」という書籍を読むに至りました。 武器としての組織心理学 | 書籍 | ダイヤモンド社 こ…

間接的な貢献の実感

人事の業務は企業の仕事において最終的に顧客に提供する価値から見て間接的な貢献になります。 マネジメントの仕事も同様です。 こういった、間接的な貢献をする仕事をしているケースにおける貢献の実感について整理します。 なお、あくまで私にとっての貢献…

曖昧な状況に対して「わくわくすっぞ」と思えるかどうか~曖昧さ耐性

やったことがない仕事をアサインされたとき、考えることは人それぞれです。 A「どんな経験が得られるかな?よっしゃやってやるぞ!まずは大まかに必要な情報を集めつ進め方を検討するか」 B「失敗したらどうしよう・・・。もっと具体的に手順を教えて欲しい…

入社後の「思っていたのと違う」とその対策

入社後に「思っていたのと違う」という出来事が発生し、早期のうちに退職に至る。 そういった出来事が多かれ少なかれ様々な会社にあるのでは無いでしょうか。 こういった「思っていたのと違う」という状況はなぜ発生するのか? また、どのように対策をすれば…

向社会的行動

向社会的行動についてまとめます。

意思決定とステークホルダーへの確認有無のバリエーション

担当業務において、ステークホルダーに A 成果物の要件について対応の検討時点で確認をする B 成果物を表に出す前に事前確認をする C 成果物を表に出した後に事後報告をする D 成果物の事前確認も事後報告もしない などのケースがありえます。 この記事では…

自説への固執度がもたらす影響。自分の考える「正解」は100%正解なのか?

何かを問題として捉え、改善の提案をするとき チームで方向性を検討性があり、提案をするとき 自分の提案内容は常に正解なのでしょうか? 当然そうではありません。人の判断には誤りがつきものです。 自説への固執度が高すぎると、悪影響が発生する場合があ…

おじリーグに見るアンラーニングと説得スキル

おじリーグをご存知でしょうか? おじリーグそのものは今回の記事の主題ではないので、ざっくりと説明します。 おじリーグは、格闘ゲーム「ストリートファイター5」における、おじさんプレイヤーが集まった対戦イベントです。このイベントはプライドをかけた…

ストレスの予防、緩和、解消のためのコーピング

人間、日々過ごしていれば多かれ少なかれストレスを感じます。 ただ、同じ出来事を経験しても人によってそれを強いストレスと感じるか、あまりストレスと感じないかは異なります。 これは、出来事に対する認知が異なるためです。 例えば、運悪く鳥の糞が頭に…

相手の背後にある制約を加味しない過度な期待

仕事において、自分が他者に何かを期待するとき、他者が自分に期待するとき。 相手との関わりが薄ければ薄いほど、お互いが持つ制約を前提に入れずに相手への期待を持ちやすいと考えています。 その状況がどのような意味を持つか、まとめます。 前提としてこ…

仕事における信頼貯金の増減について考える

仕事における信頼貯金の増減について整理します。

失敗の逆振りオーバーラン

いきなり訳の分からないタイトルですが、 失敗の逆振りオーバーラン についてまとめます。

仕事における他者の発言の解釈に影響を与える要素

仕事において他者の発言をどう解釈するか? ポジティブに捉えるか?ネガティブに捉えるか? 本来の意図に沿った解釈になっているか? そこに影響を与える要素について考えてみます。

「めんどくさい」は改善の入り口

業務のプロセスが不明な場合。 業務のプロセスに無駄がある場合。 めんどくささを感じるでしょう。 ただ、そのめんどくささ。改善対象の発見サインとして捉えると、どうでしょう。

モチベーションは他人が上げるものじゃない論を踏まえて整理してみた

「組織にとって社員のモチベーションが大事!」みたいな言葉が雑に語られるとき 社内標語のポスターでやる気を出すことを強要する組織 モチベーションは他人が上げるものじゃない!と反発する社員 というような構図を見かけるように思います。 モチベーショ…

問題解決と心。心理問題と心理外問題について考える

問題解決には人の心が絡まないで解決できる問題と、人の心を踏まえて解決が必要な問題があります。 以降の説明のために 人の心が絡まないで解決できる問題 - 心理外問題 人の心を踏まえて解決が必要な問題 - 心理問題 とします。この2つについて、掘り下げて…

傾聴だけではなく傾読が必要なリモートワークの世界

コミュニーケーションにおいて、傾聴が大切という話はちらほら目にします。話を遮らず、相手が何を伝えたいのかを理解するように聴く手法です。 傾聴の対局にあるようなコミュニケーションのとり方の例を出すとしたら、話の途中で相手の結論を推測し、割って…

リモート時代の不安と向き合うツールとしての認知行動療法

「ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1」を読みました。 ケアする人も楽になる 認知行動療法入門 BOOK1作者:伊藤 絵美発売日: 2011/02/01メディア: 単行本 COVID-19の影響もあり、不安を膨らませやすい前提がある現状かと思います。私はもともと多…

他人事批判と自分事批判

他人事批判 は、批判する相手やその周辺の前提・制約・抱える問題を考えず自分の推測、自分の利益、自分の価値観に基づいて他者を批判する状態。 例えば、その批判が現実に解決されるかどうか、それによって本当に全体に好ましい利益が得られるかなどは考慮…

Radical Candor Framework で行うマサカリ判定

今 GREAT BOSS という本を読んでいます。原書名は「Radical Candor」です。 GREAT BOSS(グレートボス): シリコンバレー式ずけずけ言う力作者:スコット,キム発売日: 2019/03/01メディア: 単行本 GREAT BOSS ということで、マネージャー向けの本ではありますが…

自責と他責のバリエーション。許容量軸・問題解決範囲軸・自他軸

まさよふさんのツイートをみて、前から自責・他責に関して思っていた考えを整理したくなった。 「他責じゃなく自責で考えよう」っていうのは、他責で考えることもできるタフな自己肯定感があるタイプに向いてる声掛け。常に自責が強すぎる自己肯定感低いタイプ…

自他の暗黙の不満との向き合いかた

暗黙の不満とは、自分が不満に思っているがなぜ不満なのかを事前に相手に知らせていないという状態を意味するものとします。 相手から思われる場合は、逆に何も言われていないけどいつの間にか相手が自分に対して不満を持っているようなことですね。

リフレーミングで物事の捉え方を変える。捉え方が変われば結果が変わる

ついつい物事をネガティブに捉えてしまう。 ついつい物事をネガティブに伝えてしまう。 変化がこわい。 そんなときは、リフレーミングの出番かもしれません。

シュワルツの価値理論を元に上位3つの価値観を把握する

社会心理学者シュワルツが分類した人の価値観は、世界価値観調査で活用されています。 そこで自分自身の価値観について、どの分類に当たるか考えてみましょう。 この記事ははてなブログの「お題」にしたので、自分の価値観についても記事を書いてみようと思…

シュワルツの価値理論からみる人の価値観

人の幸福、充実感は価値観の影響を受けると考えられます。 では、価値観とはどんなものなのか? その分類を確認することにしました。

問題解決の成否と速度に影響を与える六神将とは?

問題には原因があります。 原因には分かりやすいものもあれば、 組織構造や人の性質の奥深くに根ざしているわかりにくいものもあります。 様々な問題がどのように解決されるかを整理します。 この記事の内容は知識と経験ベースのものであり、実証による裏付…

予期可能な出来事を予期可能する

予期可能な出来事を予期可能になるために必要なことを考えました。 リアクティブな行動とプロアクティブな行動によって、行動の予期を説明します。

炎上プロジェクトへの参画と学習性無力感強化のループ図

長期に渡って自分でコントロール不可能だと感じる不快な刺激を受ける環境にいると その不快な刺激を回避する努力は無駄だと感じ、逃れるための努力をしにくくなる。 こういったものを 学習性無力感 と呼ぶ。 炎上プロジェクトへの参画と学習性無力感の強化を…