Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

自他の暗黙の不満との向き合いかた

暗黙の不満とは、自分が不満に思っているがなぜ不満なのかを事前に相手に知らせていないという状態を意味するものとします。
相手から思われる場合は、逆に何も言われていないけどいつの間にか相手が自分に対して不満を持っているようなことですね。

不満が解消されるまで

オーソドックスに他者に関わる不満が解消される流れをまとめます

  1. 不満の内容が相手に伝わる
  2. 不満の内容を相手が理解する
  3. 不満を解消する必要性に対して相手が納得する or 納得はしないが行動する意義を感じる
  4. 不満を解消すべく相手の行動が変化する

という形になります。
「納得はしないが行動する意義を感じる」の部分は、ややわかりにくいですが、

「その不満の内容には納得できない。しかしあなたとの関係やその周辺を円滑にするために今回はこちらが折れて協力しよう」

というような感じです。

自分から相手への不満

表に出さないことには伝わらないので、解決されません。
また、相手にわかるように伝えなければ理解してもらえないので、解決されません。
また、相手が行動の意思決定をするまでの何かを提供しなければ、行動に結びつかず解決されません。

ここまでを超えて、ようやく不満が解消されます。
伝える場合も、不満をそのまま出すと衝突することが多いでしょうから、何らか リフレーム して伝えるなどの伝え方があるでしょう。
事前に関係性をよくしておくと伝えやすくなるのはあるでしょう。ただ、覆せない雰囲気があるような場合に思い悩むのでしょうけど。

相手から自分への不満

逆に、相手が暗黙の不満を持っていた場合、人知れず不満を持たれ、嫌われ、憎まれることすらあるかもしれません。
多少できることは、信頼関係の構築や気兼ねなく本音を言えるように思ってもらうことぐらいになりそうです。
それ以上に関しては「見えない不満を抱えられてもどうしようもないし、ある程度は諦めるしか無い」という割り切りなのかもしれません。

まとめ

不満、どのくらい伝えてますか?

※別に自分が言えない不満をいっぱい抱えているという話ではありません