Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

コミュニケーション

プロゲーマーウメハラさんのトークスキルを動画で観察した

プロゲーマーのウメハラこと梅原大吾さんをご存知でしょうか? 彼は、格闘ゲームのプロゲーマーです。 そんな彼は、格闘ゲーム以外に言語化能力やトークスキルでも時折注目を集めます。 直近ではこのやりとりが話題になっていました。 一方、私は先日大規模…

コミュニケーション逆リファクタリング問題

以下の「コミュニケーション逆リファクタリング問題」に回答してください。

多数の項目を扱う意思決定時のコミュニケーションにおける着実な確認

多数の項目を扱う意思決定のミーティングにおいて、齟齬なく意思決定をしていきたい場合のすすめ方についてまとめます。

話し合いにおけるテーマ、論点のズレについて考える

何かしらの話し合いにおいて、何らかの テーマ について話すことになります。また、わざわざ話し合うということは解決したい問題があります。その点が 論点 です。 このテーマと論点は何かとずれがちです。 常に対象のテーマや論点にフォーカスしてやりとり…

伝えたいことが伝わるまでの階段。伝わらない原因は色々

「知ってるだけ」では意味がない…?「知る」「分かる」「できる」「している」の違いを表した図が秀逸 – Togetter – naonews 「知らない」から「できる」、「(習慣として)している」にいたる図解をたまに見かけます。 これは個人が何かを習得していく過程…

チャットはだめでビデオミーティングでなければできないことって何だろう?

リモートワークが普及し、チャットツールでのテキストコミュニケーションや Zoom / Meet でのビデオミーティングを日常的にしている方がかなり増えたと思います。 ここで気になる問題が一つあります。どこまでがチャットが適していて、どこからがビデオミー…

急に話しかけられたときのコンテキストスイッチ能力の個人差。「あの件だけど」への対応力

田中さんと佐藤さんがいたとします。 田中さんと佐藤さんは業務 A, B, C で協業しています。また、佐藤さんはこれ以外にも D, E, F の業務を持っています。 田中さんはAという業務に関して困ったことがあったので、佐藤さんに 「詳細の資料がなくて困ってる…

仕事における価値観の共有と自由のバランス

仕事において物事を判断するとき、対応パターンや答えが概ね決まっている対象以外は個々人の価値観の領域に入っていきます。 例えば、なにかの対応漏れがあった場合に「自動化できるなら自動化する」とか「チェックリスト化する」などは定番であり、価値観の…

組織、チームの相互理解を深めるための手段「ワールド・カフェ」を知る

組織、チームの 関係性が質 が高いと適切な情報が表に出やすくなり、多様な発想を交換しやすくなります。 ダニエルキムの組織の成功循環モデルとは?グッドサイクルの事例を解説 - Customer Success ただ、この「関係性が質」は単なる仲良しということではな…

Slack でメールのCC相当のことをしたいときどうしているのか?

「Slack でメールのCC相当のことをしたいときどうしているのか?」と考える機会があり、ツイートしたところイシジマミキさんからリプをいただいた。 FYI を頭につける、とのことだった。 FYI つけてメンションとかですかね?— イシジマ ミキ@仕事 (@woopsdez…

「タスクの名前はタスクが完了した状態の要約にする」から派生して気になったこと。命名の王道はある?

しばらく前に原田騎郎さんのこんなツイートがバズっていました。 いいですか、タスクの名前は、やる活動の要約ではなくて、タスクが完了した状態の要約にするんですよ。進捗がやばくて、誰かに手伝って欲しいとき、前者だと助けにくいんですよ。— HARADA Kir…

Slack 等における Emoji リアクションによる反応における一人目の重要性

Slack, GitHub など、Emojiによるリアクションを取り入れたチャットツールや課題管理ツールがあります。 ここで、最初のリアクションはメニューで対象を選ぶという一定の意思決定と操作を必要とします。 一方、あとに続くフォロワーとしてリアクションする場…

いっしょにチョキッと スニッパーズで子どもたちの問題解決能力とコミュニケーション能力を高める

最近 Nintendo Switch のゲーム「いっしょにチョキッと スニッパーズ」を家族で楽しんでいます。 www.nintendo.co.jp このゲームは、問題解決能力とコミュニケーション能力を高めるのに有用ではないか、と感じています。 その理由について説明していきます。

相手に情報を案内するとき、相手が必要とする手間を最小化する

何かについて話すとき、相手に事前の知識がない場合、必要に応じてその話題に関する補足資料のURLを渡す。 ある程度ボリュームがあるものの場合、自分が引用したい箇所がどこか即分かるようにする。 「スパゲッティーコードはある意味美味しい」という文言を…

依頼の暗黙の期待値レベル

依頼の暗黙の期待値レベルをまとめました。 0 - 3 まであります。 ※なお、組織のビジョンを共有したら、あとは各自に裁量をもたせて物事を進めていけるようなレベルの話は別と考えます 暗黙レベル0 背景・目的 問題 期待されるゴール が明示的に示された依頼…

伝達力が高まった4つの理由を振り返る

仕事においてコミュニケーションが重要だと言われます。 コミュニケーションは広い意味の言葉ですが、システム開発に関わる人にとって重要となるのはおそらく「伝達力」でしょう。 伝達力はこちらの意志を相手に正しく伝える力です。 私は他者から伝達力が高…

信頼の時代とギブアンドテイクの関係性を考える

信頼の時代に、ギブアンドテイクの関係がどうなるのかを考えてみました。

ミスコミュニケーション・コレクション

ミスコミュニケーションのバリエーションを紹介します。 適切に説明したが受け手が誤解する場合 成果物を出してから誤りが判明するので手戻りのコストが大きい 適切に説明したが受け手が誤解した。しかし、その後の確認によって訂正できた場合 成果物を出す…

マサカリ度とマサカリ耐性のマトリクス

IT界隈でよくみかける強い批判の言葉=マサカリ。 ここでは、受け手の耐性も含めてマトリクスにして考えてみることにします。

問題解決支援における「直接・間接」と「浅さ・深さ」の四象限

誰かが抱える問題の解決を支援するときに考えることを「直接・間接」と「浅さ・深」の二軸の組み合わせで考えてみました。 このときの支援対象については、仕事に限らず私生活での友人や家族など広く考えるものとします。

問題発見・共有・実行までに必要となる四天王

組織に潜む問題を発見し、 その解決策を導き、 内容を関係者に周知し、 全員で問題に立ち向かう状態まで持っていく。 このために必要となる 5 人の人について考えました。

機能的非識字とそのグラデーション

字は読み書きできるけど、正しく理解できない。 そんな話題が時折現れます。例えば以下。 電気屋で働いていると日本の識字率は70%くらいだと感じる→説明書を読まない人たちがいるのはこんな理由もある?「機能的非識字という枠があって…」 - Togetter そこで…

Re: 観察者的発話の話が興味深かったので自分でも考えた

こまどさん( id:ky_yk_d )のブログで話されていた観察者的発話が面白かったのですが、自分の脳内メモリを圧迫したので、分類を書き残しながら整理し、その上で自分自身でも考えてみたくなりました。 わかりにくいという話ではなくて、話の流れででてくる言葉…

タスクを依頼する際に渡す情報の PDCG

皆さんは業務上、他の担当者にタスクを依頼したり、 タスクを依頼されたりすることがありますか? 大抵の社会人は「ある」でしょう。 ここで、タスクを依頼する際に渡す情報を PDCG として整理してみました。

「他者の時間を奪うことに対する警告」と「当たり前の基準のズレ」と「口の悪さ」を配合してみる

相手の時間を大切にするために、 自分で考えること 自分で調べられること これらを十分に行ってから質問する。 というのは、よいことですね。 「当たり前」の基準は人によりことなります。 また、本人にとって当たり前のことは、それができない人にとっての…

人と会うことの影響を振り返った

普段あまり多くの初対面の人に会わない私ですが、 ここ数ヶ月で20名以上の人に新たにお会いして、少なくともお互いに存在をきっちり把握する程度以上のコミュニケーションをとりました。 (単に多数が参加する勉強会で同じ場にいた、とかではないという意味…

自分の主観をフィードバックすること

フィードバックについて考えをまとめていました。 note.mu ここで、そのフィードバックの具体的な例として、 「自分の主観をフィードバックすること」 について考えてみます。

信頼の残高と直前取引の特徴

信頼の残高と直前取引の特徴について考えます。

Personal Maps で自分を知らせる。相手を知る

マインドマップで自分に関わる要素を書き出す Personal Maps についてまとめます。

推論のはしごによるコミュニケーションのズレの発見と補正

推論のはしご( ladder of inference )という人の思考プロセスを表した概念があります。 この概念は Chris Argyris によって作り出され、 Peter Senge の The Fifth Discipline で用いられました。 The Fifth Discipline は日本の書籍だと「学習する組織」で…