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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

2018年振り返り-計画的偶発性理論を体現した一年

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2018年 を振り返って。
今年のキーワードは 計画的偶発性理論決意 です。

行動の範囲を広げたら、急激に機会が広がり同じような方向性に関心を持つ様々な人とつながりました。
また、要所で大きめの決意をし、それが好ましい方向に動いていきました。

2017年

昨年の振り返りをおいておきます。

tbpgr.hatenablog.com

2018年

仕事

転職を決意しました。
詳しくはのちほど。

クリエイターズネクス

コンテキスト

2015年6月末から 株式会社クリエイターズネクスト のお手伝いをしています。
2015年7月から業務の一部として週に一回オフラインでお手伝いをし、
また空いた時間にオンラインで個人としてお手伝いしていました。
オフラインのお手伝いは2016年6月末で停止し、現在は個人としてオンラインでのお手伝いだけをしています。

ということで、 2018 年も継続してお手伝いしています。
コミット時間が減っているのもあって、個人的にはここに書くような大きな動きはありませんが必要なことを粛々とやっている感じです。

CodeIQ

出題型サービスとしての CodeIQ が終了し、出題者としての役目を終えました。
現在は年収提示型のサービス moffers としてサービス自体は継続しています。

以下は、出題の振り返り記事です。

tbpgr.hatenablog.com

分報仲間(Miira)

今年は2名増員しました。

湊川さんわかばちゃんと学ぶGoogleアナリティクス の発売。
某メンバーさんも共著(相手は分報とは関係ない)で商業書籍を発売。
べこさん はイラストを担当した ゼロからわかる-Ruby-超入門 の発売。
新規参加の ゆのんさん は、人気ポッドキャスト EMFM のパーソナリティに。

という形で各自の飛躍が目立つ年となりました。
※表に見えるものだけが「飛躍」ではなく、その他の各位も前に進んでいます

Miira のみなさん今後ともよろしくお願いいたします。

個人的なこと

家庭

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次女も小学生になった今年。
最初のうちは、慣れない小学校生活に戸惑っていたようですがしばらくしてなれたようです。
長女は1年生・2年生とけっこうクラスが大変だったようですが、今年になってようやく落ち着いて一安心。
また、習い事の一つが別の習い事に変わったことで見るからに幸福感が増していて、好きなものに出会えてよかったと思います。

私があれこれと仕入れた知識を元に娘たちの知的好奇心を刺激したり、娘たちと一緒に問題の解決をしたり、学習が過程の幸福に貢献するというように家庭と家庭外の活動の相乗効果が生まれています。

るりま

るりまのサンプルコードを追加するという取り組みを昨年から開始しました。
今年はそれを一年継続しました。
多くの方にご協力いただき、どんどんサンプルが増えています。
ありがとうございます。
私自身も基本的に1日1サンプル追加を継続しています。
大量のプルリクをさばいてくださっている中の方々に感謝です。

tbpgr.hatenablog.com

また、この取組で Ruby Prize 2018 にノミネートしていただきました。
残念ながら最終ノミネートには残りませんでしたが、メンツとその功績をみれば納得です。
どなたかわかりませんが、推薦してくださった方、ありがとうございます。

関連エントリは以下です。

英語

昨年の5月から開始した英語の学習。

年月 得点
2017年05月 495点
2017年12月 650点
2018年06月 670点

という推移。2018年12月にも受験しようかと思っていましたが、転職活動中につき見送りました。
学習自体は毎日継続していて、その経過はこの記事の末尾にある毎月の冒険記にあります。

しがないラジオ

引き続き しがないラジオ の拡散支援をしていました。
その他にも複数のゲストのブッキングをお手伝いしました。
さらにまさかの出演まですることになりました。

SIer から Web 系がメインテーマのポッドキャストであり、 SIer の七次下請で苦しんでいた身としては
同じような境遇の方が脱出するきっかけにもなるだろうし、その点でも応援したいポッドキャストです。
※ダメなところにいる人が抜け出るきっかけになればいい、という話であり、すべての SIer がダメ、という話ではありません

Growthfaction

人の成長と充実を支援したいと考え、一人では取り組みに限りがあるのでコミュニティをつくることにしました。
これは冒頭で触れた一つの決意です。

note.mu

そして、セイチョウ・ジャーニーという本が生まれました

tbpgr.hatenablog.com

Growthfaction は当日 350 部、その後も含めると合計 600 部を達成しています。
これだけの方に私達の書いた書籍が読んでいただけて、実際にポジティブなフィードバックをいただいていて、コミュニティを作って活動範囲を広げたのは大正解だったと思います。
引き続き活動していきます。

ちなみに、この記事の冒頭にあった計画的偶発性理論は、セイチョウ・ジャーニーの VTRyo さんパートで登場して知った概念です。

エンジニアの登壇の応援する会

engineers.connpass.com

執筆の技術を運営する会の概念登壇をきっかけに関わりはじめたコミュニティです。

tbpgr.hatenablog.com

運営メンバーの一員としても活動を継続しています。
今後組織づくりの仕事をするので、その練習にもなりますね。

今はメンバーオンボーディング(新規参加の人が円滑にコミュニティに馴染むための施策など)を担当しています。
その他、メンバーオンボーディングの活動を通して、コミュニティ全体に関わる情報共有・課題管理・物事の進め方に関してちょいちょいと提案などしています。

このコミュニティは、 Growthfaction と親和性があるのが運営に関わろうと思った一番の理由です。

私が Growthfaction を立ち上げたのと根っこの理念が同じなのです。
Growthfaction が現状セイチョウ・ジャーニーでメタなセイチョウそのものに関する考え方などを支援しているとすると、 エンジニアの登壇の応援する会 は成長に関わる具体的な知識・スキルのサポートや、それを求める人や支援する人が集まる場をつくることによる行動への意欲・熱量の維持を支えているように思います。

転職活動

まず、転職をすることを決めました。冒頭で触れた決意の一つです。 主に7月、11月、12月に転職活動をしていました。

7月時点では Twitter 転職。
その際に scrapboxポートフォリオを作成しました。

scrapbox.io

求職エントリ + それを Twitter で拡散という特殊な形での活動をしました。
その他、転職の意思を知った知人からの声がけもありましたが、基本これ以外のルートでは転職活動をしていません。

tbpgr.hatenablog.com

この求職エントリも、冒頭で触れた決意の一つです。
かなり奇抜なやりかたで、表に出すのを迷いましたが必要だと思い出したところ、大成功でした。

現在 12 社からお話を頂いた中から 4 社に絞って最後の選択に向けて進行中です。
少なくとも 1 社は内々定をいただいているので、転職自体は決定です。
どこに転職するとしても、表に顔を出す機会が増えると思いますので、みなさんよろしくお願いいたします。
概念卒業?

転職活動は、7月・10月・11月それぞれで訪問した企業の順番や出会った人、それ以前にたまたま自分が知り合った人とのつながりなど、様々な方面から「ポジティブな偶然」に恵まれました。
計画的偶発性理論ですね。
7月にスパッと決まらなかった事自体もポジティブな影響を及ぼしていて恐ろしいくらいです。

私自身「成長と充実を支援する」ということの範囲をできるだけ広くしたい、と思っていることもあり、転職活動におけるカジュアル面談を通して会った企業様にマッチしなかった場合も、担当者の方と意気投合することで「成長と充実の支援」に関しては成果がでるということも複数ありました。

おまけ。

求職エントリは azu さんの open-job-letter の参考にもなったようで、嬉しいです。

アウトプット

ブログのアウトプットのために時間を使いすぎない、ということを意識したこともあり去年よりも記事が減っています。だいたい2日に1記事ですね。

※2018/12/19 時点

記事数
2018 182
2017 262
2016 235
2015 290
2014 971
2013 855
2012 657
2011 69
  • Empowerment Engineerring

更新を停止して他のことに注力していました

記事数
2018 3
2017 70
2016 49
  • Qiita
貢献数
2018 8449
2017 7266
2016 6483
  • Stargzr

Stargzrのランキングは37位(去年は34位)。
Qiita の記事をあまり書いていないのと、GitHubではスターが付くようなものを公開していなかったのであまり伸びていません。しかし、この状況でもあまり落ちていないのは、Qiitaの貢献数が過去記事で地道に伸び続けているからなんでしょうね。

stargzr.net

業務外の時間は開発以外に使うことが多かったので特に大きな動きはない。
今年はツールもほぼ作っていません。活動の大半は るりま のサンプルコード作成です。

  • 書籍執筆

技術書典5で「セイチョウ・ジャーニー」を執筆。

外界

毎月少なくとも一人は新しい人と会おう、ということに決めていて、それを守るペースで新たな人に会いました。
また、大きいのは Growthfaction 関連とそれをきっかけとして様々な人にあったことで、今までチョボチョトと会っていたのとは異なるペースでつながる人が増えた一年でした。

また、7月と11, 12月に転職活動でカジュアル面談を続けていたこともあり、その際にも多くの方とお会いすることができました。

他者は自分の知識や思考の枠を広げてくれる希少な存在です。

まとめ

個人の夢、目的の解像度を高め、行動し、そこに関わる仲間を増やした一年になりました。
特に41歳で、異職種への転職という大きな変化の最中にあるわけですが、2017年までの行動・アウトプットの成果が着実に現れています。
転職活動が円滑に進んでいるのは、社外での行動を続けてきたことによるのは間違いないので、表に見える成果を作り続けてきたここ数年の自分を褒めてあげたいと思います。

2019年に向けて

転職先での組織づくりを通した人の成長と充実の支援。
コミュニティ活動を通した人の成長と充実の支援。
それらを通して成長と充実に関する知識・概念を蓄積していく。
そしていつもそばにある家庭の幸福。

全てがひとつなぎになって進み出す 2019 年になるはずです。
序盤はおそらく新たな組織での新たな仕事で成果を出していくこと、
ある程度慣れたら、成果は維持しつつ、その影響を広げていくことを目指していきます。

2018年の冒険記

過去の振り返り