依頼の暗黙の期待値レベルをまとめました。 0 - 3 まであります。
※なお、組織のビジョンを共有したら、あとは各自に裁量をもたせて物事を進めていけるようなレベルの話は別と考えます
暗黙レベル0
- 背景・目的
- 問題
- 期待されるゴール
が明示的に示された依頼。
また、問題に対する解決のアクションの一部としての依頼の場合は、さらに
- 問題の要因
- 解決案
- 解決案のアクション
も含めて明示される。
この際、解決のアクションをどの粒度で渡すかは、被依頼者にどのくらい任せられるかの実力で決める。
例
## 背景・目的 休日の利用をターゲットとしたサービスにもかかわらず 休日のユーザー利用率が低いことに気づいた。 正しいユーザーを獲得できるようにする。 ## 問題 本来のターゲットユーザーを獲得できていない ### 要因 * 平日に宣伝していた ## 解決策 休日に SNS での集客を行う ### 解決案のアクション * サービスの宣伝コンテンツをターゲット向けに修正する * 週末 Twitter で定期的に周知を行う運用に変更する ## 期待されるゴール 休日のユーザー利用数が XX % 増加すること
暗黙レベル1
課題とゴールのみを明示する
例
「サービスの宣伝コンテンツをターゲット向けに修正して、週末 Twitter で定期的に周知をしてね」と担当者に伝える。
暗黙レベル2
課題のみを伝える
例
「サービスの宣伝をいい感じにして、よしなに宣伝してね」と伝える。
暗黙レベル3
何も伝えない
例
・・・・
※何も言わなくても全部自分で動いてね。ただし、自分が思い描いている通りの結果にならなかったら気づいたときに気分で叱るね