ネガティブ・フィードバックへの対応プロセスをまとめます。
ネガティブ・フィードバックへの対応プロセス
パターン1 対応するケース
- 内容が正しい
- 心身や時間に余力がある
- 対応する価値を感じる
ここまですべて揃ったときに対応します。
パターン2 対応しないケース1 / 内容が正しくない
フィードバック内容が明らかに正しくないときは対応しません。内容の真偽がわからない場合は、信頼できる第三者に確認して判断材料を増やします。
また、そもそも内容に正しいも正しくないもなく、個人の好みの範疇の場合も対応しません。
パターン3 対応しないケース2 / 内容は正しいが時間をかけて解決するほどの価値がない
フィードバック内容はただしそうだが、その対応をしたときに得られる利点と対応するために必要な対応コストを比較して利点よりもコスト側が大きく感じられるならば対応しません。 ちなみにここでの利点に関しては実利の面以外に、実際にその改善の取り組み自体がワクワクするか、みたいな観点もあります。
パターン4 対応しないケース3 / 内容は正しく、解決する価値もありそうだが、解決策がわからない
問題がある事自体はわかり、解決したほうがよさそうだが、どうやって解決すればいいかわからないケースです。対応方法がわからないので対応しません。
フィードバックをくれた人や、該当領域に詳しい人への相談や、書籍やウェブページでの情報収集など解決に向けた手を尽くしてみた上で、わからない場合の話です。
対応後
相手の指摘が正しく、改善する利点も大きく、実際に改善した場合、その事実をフィードバックをくれた相手に感謝とともに伝えます。
※基本伝えたいと思っていますが、忘れているときもあると思います
その他の観点
- 相手のフィードバックが攻撃的すぎる場合は、内容の検討すらしないでスルーする場合もあります
- 相手のフィードバック内容がわかりにくく、解釈困難な場合はその意味を確認するようにしていますが、確認した上でも何を言っているかわからないときは対応しません
- 正しさの観点は実際には二択ではなく、「正しそう」「間違っていそう」など段階がありますが、今回は話を単純にしておきました
まとめ
フィードバックの手順をまとめてみました。常にすべて正しく、取り組む価値のあるネガティブ・フィードバックのみならこのような分岐は不要なのですが、実際はこんな判断をしている人が多いかと思います。