仕事で採用向けのコンテンツ作成のためにペアブロギングをしよう、という話になったので進め方をまとめます。
これから実施するので、実際にやってみて変えたほうがいいことがでたらあとで手順を変更するかもです。
ペアブロギングとは?
ペアで行うブログ執筆のことです。
ペアプログラミングをもとにして考えました。
役割
ドライバー
執筆する人。
ナビゲーター
コンテンツをひねり出し、内容をチェックする人。
執筆スタイル
ドライバー x ナビゲーター 固定パターン
ドライバー x ナビゲーターをどちらが担当するか決めたら固定ですすめるパターン。
コンテンツを知っているのがナビゲーターで、執筆が得意なのがドライバーの際に適した方法。
ドライバー x ナビゲーター 交代パターン
ドライバー x ナビゲーターを交代ですすめるパターン。
どちらもコンテンツを知っていて、執筆も慣れている際に好ましい場合に適した方法。
ペアブロギングの進め方
執筆スタイルによりますが、自分が良さそうだと思う進め方。
- 執筆の目的を決める
- アウトラインを決める
- 本文の執筆をする
- タイトルを決める
執筆の目的を決める
ブログ記事の執筆を行うには何らかの目的があるはずです。
- 誰に
- 何を伝えて
- どんな行動を起こしてもらいたいか?
これらについて、ドライバーとナビゲーターで認識を揃えます。
アウトラインを決める
執筆目的を踏まえて、コンテンツのアウトラインを決定します。
本文の執筆をする
アウトラインにそってドライバーがナビゲーターにコンテンツの内容を質問して引き出しながら執筆をすすめます。
ナビゲーターはドライバーが書き起こすテキストが自身が伝えたかった内容とあっているか、過不足がないかを確認します。
タイトルを決める
コンテンツが仕上がると、そのコンテンツの魅力を踏まえて目的を達成するのに最適なタイトルが判断しやすくなります。
特別に拡散される必要のない目的を伝える簡潔なタイトルがよいのか、拡散も踏まえて反応が広がりやすいタイトルがいいのか。
それらを踏まえて命名をします。
まとめ
ペアブロギングに関しては、ペアプログラミングと同じような利点とそうではない利点を想定しています。
同じ利点に関しては
の利点の部分を参照していただくとして、そうではない利点については
- コンテンツを持っている人と、執筆が得意な人が別だが、そのコンテンツを発信したい需要がある
というケースが主要かなと思います。
その上で、いわゆる取材記事と違う点として取材記事の場合は取材をして、それを執筆者が一人でまとめ、後日レビューの依頼をするのが標準的かと思いますが、ペアブロギングの場合は目の前で聞きながらコンテンツを仕上げていくという点があります。
仕上がりを確認しながら、コンテンツの保持者が内容をチェックできますし、過不足ある点に関して追加の情報をもらうこともできます。
今回のきっかけとしては、採用向けの執筆で「ドライバー x ナビゲーター 固定パターン」あり、これは典型的なケースだと思います。
逆に「ドライバー x ナビゲーター 交代パターン」に関しては、例えば社内で開発ブログを交代で担当しているような場合に、ブログ執筆のノウハウを高めながら執筆するのに適していそうですね。
ペアブロギングがあるならモブブロギングがあってもいいかもしれませんね。