2019年7月。それまでWebエンジニアをしていた私が、人事としてスタディストに入社することになりました。12月末で入社からちょうど半年ということで、「やったこと・やっていること」についてまとめます。
転職について
入社時のことについては、こちらの記事をどうぞ。
やったこと・やっていること
選考プロセスの構築
明確な採用プロセスがないことから、選考基準の明確化や改善サイクルをまわすためにも採用プロセスを固めにいっています。大枠でいうと
- カジュアル面談 - 相互理解
- 一次選考 - 組織・チームフィット
- ニ次選考 - 専門スキルフィット
みたいなものを部門ごとに固めている最中、というところです。
構造化面接の導入
構造化面接の導入をはじめています。一部の部門では導入しつつ試行錯誤が始まっています。
開発部に関してはこれからの導入を検討するところです。仕組み自体は大枠で固まっているので、入れるなら選考基準の選択と質問・評価の作り込みをやればいいだけです。もちろん、その後の実運用でのブラッシュアップも必要となりますが。
ホームページリニューアルプロジェクトのプロジェクトマネージャー
リクルートページの更新がある、ということでその要件整理とスケジュール・タスク管理やステークホルダーとの調整を行いました。
エンジニア・人事採用チーム始動
開発採用チームの立ち上げについては、スタディストアドベントカレンダー記事にまとめました。
業務プロセス改善
業務プロセス改善については、スタディストアドベントカレンダー記事にまとめました。
これは領域こそ異なりますが、昔からやっていることなので自分の中では新しい取り組みではないですね。
可視化
採用に関連する情報の可視化として、採用ダッシュボード構築等の取り組みをしていました。
他の業務の影響もあり、途中で止まっていますが一時期 Talentio と格闘していました。
ちょっと順番的に再度強化するのはあとになるかもですが、ぜひ今後も強化したい部分です。
採用広報
採用競争の激しくなった昨今。自社が認知されていることは非常に重要です。そのため、各種の施策をやりながら、合間合間で採用広報の取り組みを実施していました。
- エンジニアから、人事へ。「ジンジニア」が目指す成長戦略。田部井 勝彦(株式会社スタディスト)〜Forkwell エンジニア成分研究所 - Forkwell Press
- 「ビジョンが重なる環境のほうが、自分の時間を生きられる」岡村慎太郎(株式会社スタディスト)〜Forkwell エンジニア成分研究所 - Forkwell Press
- 次は、キリマンジャロ。エルさんが山へ登る理由。エルドーシュ・バーリント(株式会社スタディスト)~Forkwell エンジニア成分研究所 - Forkwell Press
- 「アウトプットじゃなく、アウトカムを出したい」北野勝久(株式会社スタディスト)〜Forkwell エンジニア成分研究所 - Forkwell Press
- スタディストアドベントカレンダー の支援役
- 主担当、先導やおかしんさんがやってくれたので、自分はあれこれサポートをしたり3記事担当したりしました
- 転職透明化らぼ x kiitok - スタートアップ企業の見分け方編 - connpass - スポンサー枠
- しがないラジオにでて転職活動について語りました - Tbpgr Blog - しがないラジオへの出演
- ペアブロギング、モブブロギングによるブログ執筆支援
- その他、日常的に Twitter で会社に関わる情報を発信し続けた
たぶん、以前よりもエンジニアの方にスタディストのことを知ってもらったのではないかと思います。
その他
その他、雑多なところでいうと
- リファラル採用
- 誘った人数は 10 人以上
- 入社予定 1 名
- 上記以外に関して気づいたところに対する業務改善
- プロダクトへの機能フィードバック
- 一部メンバーの壁打ち役
- Recruiting Operations Advent Calendar 2019
- 業務領域に関する思考整理
- 業務領域に関する発信による人事領域への貢献
- ジンジニア座談会による知見の獲得
- 転職透明化らぼ - connpass の継続開催で自身の人事関連知識を深める
- 各採用ポジションに関する情報収集のために該当枠と同じ属性の社外の方にヒアリング
- 自社のプロダクト理解のために SOP の徹底学習
- スカウトメッセージ分析
- 一部採用チャネルのアクセス情報分析のための自動化
などをやっていました。多分思い出したらもっとあると思いますが。
まとめ
あらためてふりかえってみると、人事未経験だった割にかなり多くのことを取り組んだのだなと思います。また、そういった機会を与えてもらえた、という点も大きいですね。 Recruiting Operations を名乗る、ということに関しても即 ok でしたし。
また、もともと組織関連で人の成長・充実がしやすくなるような仕事をしたいと考えていたのですが、 SaaS の業務を学習するために読んだ The Model の影響や、上記の Recruiting Operations について知ったことから、自分のエンジニアバックグラウンドの強みをいかすなら、 Employee Success Operations がよいのではないか、というところにたどりつけたのも恵まれていました。
Recruiting Operations で XXX Ops を抽象的に理解し、完成させたら、次は Employee Success Operations に移行したいところです。