Tbpgr Blog

Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

株式会社スタディストを退職しました - てぃーびー

f:id:tbpg:20211022200932j:plain

2021年10月末を持ちまして2年4ヶ月つとめた株式会社スタディストを退職することとなりました。最後の1週間は有給のため、本日2021年10月22日が最終出社でした。

初挑戦の人事業務に関して2年間マラソンを全力疾走していたお気持ちです。

やってきたこと

  • 開発部の採用
    • 採用体制やプロセスの整備
    • 採用実務
  • 開発部の採用広報
  • 評価制度の改訂、運用
  • 研修設計、講師
  • 組織関連の運用業務
  • その他、人事周辺業務をあれこれ

あたりをしました。
大体の業務が、自分自身が考えたWhyからはじまり、まるっとすべて1から取り組む内容ばかりで非常にやりがいがありました。

もともと前職まではウェブのソフトウェアエンジニアで、人事は未経験ということで不安もありましたが主に開発部の採用に関して

  • 個別の採用成果
  • 採用体制整備
  • 継続した採用広報による認知の向上
  • 後任の育成

などによって、私が去っても消えない組織力向上としての成果を残していけたかなと思います。

詳細はブログにあるので気になる方はこちら。

なぜ転職するの?

もともと「 人が楽しく充実して働ける環境づくり 」に携わることを目的にウェブのソフトウェアエンジニアから人事への転職をしていました。ちょいちょい外からのお声がけはいただいていて、私のような「ソフトウェア開発者としてのバックグラウンドがあり、人事・組織関連の業務経験もある人」への需要の高まりを感じていたこともあり、このタイミングでより目指すところに近い領域で取り組むべく転職することとなりました。
代表、上長ともお話しましたが、自身の目指すキャリアを追求することに対して応援いただき、快く送り出していただけました。

今でもスタディスト開発部は本当に素晴らしい組織だと思っていて、終盤私の転職が決まった状態で採用実務をしている期間もあったのですが、私は退職するものの、おすすめできる組織であることは変わらないことから、候補者の方に対して後ろめたい気持ちを持たずに採用業務を担当をできました。自分で言うのもなんですが、所属期間中に採用できた方々は学習意欲あふれる Study - ist な方ばかりで、いい人たちの入社に関与することができたなと思います。

次はどうするの?

すでに転職先は決まっていて11月1日から勤務します。続報をお待ち下さい。
ちなみに有給消化は1週間と少なめですが、色々と最後まで取り組みたいことがあり、自ら希望して消化仕切らずに終えることにしました。仕事、好きなんスよ。

退職対応に役立つ自社プロダクト

スタディストの主要プロダクトである Teachme Biz は画像、動画ベースのマニュアルサービスです。画面操作が絡むような引き継ぎ業務については、自社プロダクトをベースにしたマニュアルを残しました。便利。退職対応以外に関しても、人事は全社に何かを周知する機会が多く、そういったときにタスクとして全社に手順を配信する機能を重宝していました。

ちなみに、退職対応の話とは別に手順書のサービスに関わることで、手順とは何かについてより深く考える機会が増えたのはすごくプラスになったな、と考えています。
以下、関連記事です。

置き土産

採用のスクラム適用

スタディストの開発部は残業が多くならないように持続可能なペースでパフォーマンスを出せるようにマネジメントされています。
一方、人事に関しては業務が肥大化しやすく、社内でも業務時間が多くなりがちな部門でした。そういった背景もあり、開発採用の後任メンバーがより健全に働きやすいように業務体制を整備して去ることにしました。その How はスクラムです。スクラム本来の目的、用途とはことなりますが、本来の利点ももちろん活かしつつ、というところです。
以下のようなものを整備して手渡してきました。

  • インプット
  • スクラム運用導入
    • スクラムイベントの導入
      • スプリントプランニング
      • デイリースクラム
      • スプリントレビュー
      • スプリントレトロスペクティブ
    • かんばんの整備
      • Trello を利用
      • ベロシティの計測とWIP制限に関してはTrello PowerUps の Corrello を利用
    • リクルーティングゴール(プロダクト開発でいうところのプロダクトゴール)、スプリントゴールの整備
    • ベロシティ計測ルールや記録フォーマットを整備

約1ヶ月ほどスプリントを回しました。しばらくして、この取組が発信されるとき、どんな感じに仕上がっていったのかを知るのが楽しみです。

タスクばらしの習得

後任の ずんだまるさん がセルフマネジメントできるように、タスクばらしについてまとめて伝授してきました。

まとめ

開発者として粛々と開発を行うことがメインの業務だった頃と比べて多様な人と関わり、多様な業務を担当できた2年でした。
「人が楽しく充実して働ける環境づくり」に向けて、スタディストで得た経験を活かし、新天地で更に前に進んでいきます。

スタディストで働くことに関心のある方はこちらからどうぞ!
スタディスト開発部は学習を好む人が揃っていて、組織としてやるべきことと個人がやっていきたいことの両立を大切にする「 ごきげんな開発組織 」を目指しているような場所です。

www.wantedly.com

最後に

例のアレです