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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

ツイッター転職をしていた私がもらった30件以上のスカウトメッセージから読み取るスカウトメッセージに必要な要素

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この記事は 転職透明化らぼアドベントカレンダー の 20 日目の記事です。

私は現職に入社するまで、間隔をあけながら 1 年間近く転職活動をしていました。 ブログに求職の前提 をまとめ、ツイッターで転職活動をしていて、30通をこえるスカウト DM をいただきました。そこで、私がもらったツイッター転職のスカウト DM を構成する要素を洗い出し、各社のスカウトから「好ましいスカウトメッセージ」の要素をまとめたいとおもいます。 なお、メール本文や具体的な内容は掲載しませんので、あくまで抽象度をあげてのご紹介になります。

スカウトメッセージの要素

以下、記載順には特に意味がありません

  • 自己紹介
    • スカウト者本人の紹介
  • 会社紹介
    • どのような会社か?
    • 組織の特徴に関して
    • 事業に関して
  • 変化と現状説明
    • 組織の変化の歴史などの説明
    • 事業の変化の歴史などの説明
  • 募集背景
    • お声がけの背景にある組織課題の説明
  • 募集内容
    • 募集職種に関する情報や詳細へのリンク
  • 期待する役割
    • 期待する役割に関する説明
  • 技術情報
    • プログラム言語など技術スタックに関する説明
    • 開発ブログへのリンク
  • 会社の魅力
    • スカウト担当者本人が感じる自社の魅力を率直な言葉で語る
  • アウトプット内容への言及
    • スカウト相手に声をかけるに至ったアウトプットに対するコメント
  • その他の特徴
    • 提供情報のエビデンスとして URL を添付する
    • 人によってはかなり砕けて絵文字をふんだんに使っている
    • 呼びかける感じを出すためか、文中のところどころに名前(ハンドルネーム)がでてくる
    • 同じ会社のCEOから少しずつ間をあけつつ3回オファーがあった。三顧の礼

まとめ

要素としてひたすら洗い出してみました。実際のところ、個別の内容はそもそもトピックの要素が少なく、詳細は会ってからという企業もあれば、最初からかなり事細かに記載しているケースもありました。自分の場合は、転職意志が高い状態でのやりとりだったので、情報量が多い分には歓迎でしたが、転職意志がまだ低い時期の相手にオファーする場合はいきなり情報量が多すぎると微妙なケースもあるかもしれませんね。
自社に関する情報はさておき、肝心なのはせっかくツイッターなので相手のことをよく知るためにアウトプットを確認し、相手への理解度を高めてから相手に合わせたメッセージを伝えることかと思います。また、相手のことをよく知ると、自社として提示できる内容や相手にとっての魅力から見せる情報を判断しやすくなります。
ということで、相手を知り、自社が提供できる相手にとって意味のある価値を伝えその上でカジュアル面談につなぐのが王道かな、と感じました。

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