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Organization Development Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

仕事の成長に詰まったときに知っておきたい5つの壁

仕事における成長は、いつも順調とは限りません。 そして、成長が煮詰まる原因は一つではありません。

この記事では、「成長の壁」について整理します。

前提

この記事については、以下の方々は対象外としています。

  • 成長への関心や動機がない人
  • 興味・関心のままに振る舞っていれば自然と成長できる人

※上記の方々を否定する意図はありません。

成長の壁

成長の壁の典型的な例として、以下のようなものがあります。

  1. 次のゴールが決まっていない
  2. 次のゴールは決まっているが、必要な要素が分からない
  3. 必要な要素は分かっているが、どのように伸ばせばよいか分からない
  4. 伸ばし方は分かっているが、実践の機会がない
  5. 機会はあるが、客観的なフィードバックを得る相手がいない

1. 次のゴールが決まっていない

次にどこを目指すかについて決まっていないと成長に必要な要素も現状も把握できません。
たとえば、現状中堅のウェブエンジニアの人がいたとして、その人が次に以下のどこを目指しているかによって必要な要素は変わります。

  • 中堅のウェブエンジニアとしてできることを増やす
  • シニアなウェブエンジニア
  • エンジニアリングマネージャー
  • データエンジニア
  • DevRel

世の中の変化が激しく、長期的なキャリアを計画的に進めるというよりは一歩先まで見据えるくらいがちょうどよいのではと思っています。
また、場合によっては思いもよらぬ選択肢が急に現れることも珍しいわけではなく、働く上で何を重要視するかという考え方の軸を持っておくと想定外の選択肢に対しても判断しやすくなります。

2. 次のゴールは決まっているが、必要な要素が分からない

ゴールは決まっていても、次の段階に進むためにはどのような知識・スキル・経験が必要なのか把握していないと伸ばす対象がわかりません。

次のゴールに必要で、今の自分に不足している要素を整理し、その中から取り組み対象を選んでいくことになります。
まずは自分で必要な要素を調べ、それでもわからない部分は自分が目指す次のゴールより先にいる人に確認しましょう。

3. 必要な要素は分かっているが、どのように伸ばせばよいか分からない

伸ばす必要のある対象がわかっていても、どう伸ばせばいいか分からないこともありえます。

専門スキルの場合、あまり困らない事が多いかも知れませんが、ソフトスキルやマインドなどの場合はどうやって伸ばせばいいかわからない場合が比較的多くなりやすいと思います。その場合、他者からのフィードバックが重要になります。コーチングをしてくれるような人がいる場合は頼り、いない場合は探すところから開始になります。

4. 伸ばし方は分かっているが、実践の機会がない

伸ばす対象と伸ばし方はわかっていても、伸ばすための実践の機会が得られない場合があります。

業務のアサインは自由が効くとは限りません。たとえば小さな取り組みをリードする経験を積みたくても、適した業務がしばらくないことがあります。 もし、擬似的な実践環境でも大丈夫な場合、用意する方法があります。

それも難しい場合、将来経験する機会を得られるように信頼を蓄えたり、関連する実力を上げておいてその業務にアサインされるような準備をしつつ、機会を得るまでは他の部分を伸ばすことに注力することになるでしょう。

5. 機会はあるが、客観的なフィードバックを得る相手がいない

伸ばす機会があっても、自分自身で伸びたかどうかの判断や何が問題になって煮詰まっているかを判別することも難しい場合があります。

この場合、信頼できる第三者からフィードバックをもらうことになります。

ポイント

成長の壁に関わるポイントを3つ紹介します。

1. 自己評価が低すぎるケース

実際は成長しているにも関わらず、自分は成長していないと捉えているようなケースがありえます。

  • 新しい知識を得た
  • 新しいスキルを習得した
  • 経験を通して既存のスキルの習熟度が増した
  • 以前よりも成果を出すのに適したマインドになった

などのふりかえりを通してできるだけ具体的に捉え、自分の実力を軽く見すぎないようにしていく必要があります。

2. 自己評価が高すぎるケース

実際よりも現在の実力を高く評価しすぎると、本来は腰を据えて身につける必要がある知識・スキル・経験をスルーしてしまう可能性があります。

この場合、自分より実力のある第三者からフィードバックをもらうとよいでしょう。
確認をする場合、相手が不足している点を率直に伝えにくくなるような伝え方にならないように注意する必要があります。
たとえば「XXXについて、自分ではできていると思っていますが、問題ないですよね?」というような確認の仕方をすると、不足点を伝えにくくなります。

3. 他者と比較をするケース

優秀な他者と比較して成長しているかどうかを判断していると、自分が成長していても成長として実感できなくなります。

自分の成長と向き合う際に比較するのは自分自身です。過去の自分と比べて伸びた部分、今の部分と比較して伸ばしたい部分と向き合うことが大切です。

イベントのお知らせ

成長の壁についてまとめましたが、成長を考える上で、自分ひとりでうまくできる人もいますが、周囲からの支援があると成功率は高まります。

2025年5月21日にオンライン勉強会を実施します。
この勉強会でITエンジニアの育成に関わる2名の登壇者による発表があります。

オンラインで参加できるので、興味がある方はぜひ参加ください。

2025/05/21(水)19:00 - 20:10

hrmethod.doorkeeper.jp

今回のテーマ:「自律的な成長のための仕掛けと伴走」

ジュニアメンバーの育成において、高い成長角度を引き出すための仕掛けに関する回になっています。 大瀧からは、OJTに関して、豊崎からは新卒研修についてお話をします。

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