振り返り中などに問題解決をする際に、
その解決方法が症状に対する対症療法なのか、
真因に対する原因療法なのか、
確実に意識して意思決定できているでしょうか?
対症療法
症状に対する対処法。
一時的に改善されるが、真因を解決していないため
しばらくするとまた症状が現れる。
場合によっては段々と悪化していく。
任意の制約を満たすためなど、自覚的にこの方法を選んでいるなら問題がない。
例えば、ここで対症療法で利益を上げておかないと会社が潰れてしまう、というときなど。
原因療法
真因に対する対処法。
根本の原因に対する対応のため、問題は再発しない。
長期的には理想的だが、場合によって対症療法に較べて
期間や資金が多く必要になることがある。
まとめ
問題解決をするときに、それが対症療法なのか原因療法なのか
常に意識していたほうがよいと思っていて、
それを思い出すキーワードを作りました。
ネカハカ
(真因=root cause=根, 根との対比での症状=葉 ※造語です)
です。
用例
※ KPT で Problem から Try を導く話し合いの最中に
ファシリテーター「その Try ネカハカ どっち?」
メンバーA「考えてなかったっす。サーセンw」
ファシリテーター「で、どうするの?」
メンバーB「なぜなぜ分析やる?」
メンバーC「システム原型で考えてみる?」
:
以下略