概要
システム開発の現場改善記シリーズの目的
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全てが順風満帆ではない
どれだけ有名な企業でも
どれだけ快適そうに見える環境でも
全く問題がない開発現場はないだろう。
許容範囲
改善に対して大なり小なり障壁は存在する。
ただし、許容範囲がある。
改善によって、より良い状態にすることは最終的に価値を生むためだ。
それは、純粋に売上かもしれないし、コスト削減による利益の増加かもしれない。
しかし、ここでいう障壁は基本的に社内政治や問題児への対応など価値のないものだ。
この本質的な価値とは無関係なもののために割くコストが大きければ大きいほど、
改善は困難となり、自分の活動に占める本質的ではないものの比率が増える。
その本質的ではない障壁を超えるためのテクニックもあるのだろう。
しかし、それを磨くくらいなら、そういった障壁が少ない環境に移ったほうが早いし、
本当の価値に向き合った仕事ができる。
改善気質の強いソフトウェア開発者にとって、非本質敵な障壁を許容する閾値(それぞれの体感)を越えた時、
ダーマ神殿が現れるのではないか。