この記事は セイチョウ・ジャーニー Advent Calendar 24日目の記事です。
著者5名がそれぞれの経験をもとにセイチョウを語るセイチョウ・ジャーニー。
すべてのパートを読み、改めて考えを整理してみると浮かび上がってくる全体像がありました。
個別のセイチョウ・ジャーニーを セイチョウ・ジャーニー 1.0 とするなら、
この浮かび上がってくるセイチョウ・ジャーニーを セイチョウ・ジャーニー 2.0 と呼ぶことにします。
※この、セイチョウ・ジャーニー 2.0 は てぃーびー独自の考えであり、 Growthfaction の総意ではありません
道具箱、思考材料、エネルギー源としてセイチョウジャーニー
セイチョウ・ジャーニーは以下のような用途で活用されているように思います。
アイコン | 種別 | 説明 |
---|---|---|
🔧 | 道具箱 | 個別に抱える問題への解決策 |
💬 | 思考材料 | 自分の成長を考える素材 |
💨 | 行動意欲 | 行動する意欲 |
その点については、以下の感想記事を読むとよく伝わってきます。
全体マップとしてのセイチョウ・ジャーニー 2.0
さて、 セイチョウ・ジャーニー 1.0 について読者の感想から振り返ってみました。
ここで、私ならあると嬉しいものがあります。
セイチョウの全体像です。
そこで、セイチョウ・ジャーニー 1.0 の内容をベースに以下のようなセイチョウの全体像を用意しました。セイチョウ・ジャーニー 2.0 です
自分を知る
自分を知ることで
- 好きなことを知ることができる
- 行動しやすくなる
- 現状を把握しやすくなる
- 思想を言語化でしやすくなる
好きなものを知る
好きなものを知ることで
- 没頭する対象の行動がしやすくなる
- 理想を言語化しやすくなる
理想を言語化する
理想を言語化することで
- 現状との差を導けるようになる
現状を知る
現状を知ることで
- 理想との差を導けるようになる
行動する
行動することで
- 他者と関わる機会が増える
- 実践経験を得て、振り返りの材料を得る
他者と関わる
他者と関わることで
- 知識が深まる
- 知識が広がる
- 機会が広がる
機会が広がる
機会が広がると
- さらに行動する対象が増える
振り返る
振り返ることで
- 行動が成功体験であれば自己効力感が上がる
- 体験を概念化できる
概念化する
概念化することで
- 体験を概念化することで今後向き合う解決可能な問題が増える
- 体験を概念化することで今後向き合う問題の解決速度が上がる
解決速度が上がる
解決速度が上がることで
- さらなる行動をできる量が増える
解決可能な対象が増える
解決速度が上がることで
- さらなる行動をできる量が増える
理想と現状の差を知る
理想と現状の差を知ることで
- 差を埋める方法を決めることができる
差を埋める方法を決める
差を埋める方法を決めることで
- 目標を細分化することができる
目標を細分化する
目標を細分化することで
- 次の行動をしやすくなる
対応関係
行動 | 対応するパート | 対応する内容 |
---|---|---|
自分を知る | KANE | 自分を知るには言語化が必要。言葉のセイチョウ |
好きなものを知る | てぃーびー | 好きなことでポジティブ・フィードバックのサイクルをつくる |
理想を言語化する | Hide | 駄目な状態を解決した状態について考えること |
理想を言語化する | KANE | 理想の言語。言葉のセイチョウ |
現状を知る | Hide | 駄目な状態を解決した状態について理解すること |
現状を知る | KANE | 現在の状態を把握するには言語化が必要 |
行動をする | ゆのん | 行動のハードルを下げること |
他者と関わる | VTRyo | 計画的偶発性理論 |
機会が広がる | VTRyo | 計画的偶発性理論 |
機会が広がる | ゆのん | 行動した結果、機会が広がる |
振り返る | てぃーびー | 動画で振り返る |
概念化する | てぃーびー | 動画で振り返る |
解決速度が上がる | -- | -- |
解決可能な対象が増える | -- | -- |
理想と現実の差を知る | Hide | 自分で考えることや、他者の助言を得た問題に向き合う |
差を埋める方法を決める | Hide | 思考ツールなど、必要に応じた内容で差を埋める |
目標を細分化する | ゆのん | 行動のハードルを極限まで下げる |
まとめ
セイチョウ・ジャーニー 1.0 の内容をもとに、全体像である セイチョウ・ジャーニー 2.0 を導きました。
あなたが困っているところは、このセイチョウの流れのどこで、そのためには書籍のどの部分が役立ちそうか、という対応関係が確認できるようになりました。
あとは、究極としては登場している事例では解決できない「理想と現実の差を埋める方法」がでてきたときにどうするか、ですね。
未知の問題をどう解決するか、が解決できるようになれば、あとはその速度を上げるだけです。
その鍵となる 正解がすぐに見つからない問題を解決する方法 について、現在 KANE さん、 mottox2 さん、 私 で研究中です。
乞うご期待。
セイチョウ・ジャーニーPDF版
おそらく本を読んでいないと詳細が気になる部分が多いと思いますので、
ざっと読んで本が気になったら下記から購入可能です。
セイチョウ・ジャーニー Advent Calendar 25日目, トリをつとめるのは VTRyo さんです。