Notebook LM で Google Docs を読み込ませた場合の Google Docs のタブの挙動について確認しました。
なお、この記事の情報は動作からの推測で、明確な仕様をまとめたものではありません。
また、明示されていない部分の動作なので、将来に向けて似たような挙動をするとは限らないと思います。
前提
Notebook LM は Google Docs のタブを読み込んでくれますたが、サブタブは読み込んでくれません。
この仕様は以下の文書に記載されれています。
ノートブックの新しいソースを追加または検索する - パソコン - NotebookLM ヘルプ
タブ機能の挙動
タブ機能の挙動を確認しました。
確認用の Google Docs
以下のような構成の Google Docs を検証用に用意しました。
以下のような構成です。
- タブ1 - タブに設定
- タブ1タイトル - タイトルに設定
- タブ1 見出し1 - 見出し1に設定
- タブ1 見出し2 - 見出し2に設定
- タブ1 見出し1 - 見出し1に設定
- タブ1タイトル - タイトルに設定
- タブ2 - タブに設定
- タブ2タイトル - タイトルに設定
- タブ2 見出し1 - 見出し1に設定
- タブ2 見出し2 - 見出し2に設定
- タブ2 見出し1 - 見出し1に設定
- タブ2タイトル - タイトルに設定
- タブ1 - タブに設定
- タブ1タイトル - タイトルに設定
- タブ1 見出し1 - 見出し1に設定
- タブ1 見出し2 - 見出し2に設定
- タブ1 見出し1 - 見出し1に設定
- タブ1タイトル - タイトルに設定
Notebook LM に読み込ませる
Notebook LM に読み込ませた後にソースファイルを確認すると以下のようになっていました。
見た感じ、タブとタイトルは同じ見出しレベルとして扱われてそうに見えます。
Notebook LM にきいてみる
入力1
ソース資料の「タブのNotebook LM連携テスト」に付いて確認したいです。 「タブ1」と「タブ1タイトル」はどちらも「タイトル」扱いとして読み込まれていますか?
出力1
ソース資料の「タブのNotebook LM連携テスト」において、ご質問の通り、 **「タブ1」と「タブ1タイトル」はどちらも「タイトル」として読み込まれる可能性が高い**と考えられます。 その理由として、ソース資料では以下の形式で記載されています。 * `# タブ1` * `# タブ1タイトル` Markdownの記法では、行頭に単一のシャープ記号(`#`)を付けると、 それは**見出しレベル1(H1)**として認識されます。 H1は通常、文書の主要なタイトルや、大きなセクションの区切りを示すために使用される最上位の見出しです。 したがって、提供されたソース資料の構造を見る限り、 「タブ1」と「タブ1タイトル」は、Notebook LM連携テストがMarkdown形式を解析する際に、 **いずれも主要な見出し、つまりタイトルまたは主要なセクション名として扱われると推測されます**。
入力2
ソースドキュメントは Google Docs ですが、ソースとして読み込んだあとは Markdown として管理されているということでしょうか?
出力2
ソースドキュメントが Google Docs であるかどうかについて、 **提供されたソース資料やこれまでの会話履歴からは、その情報が確認できません**。 この情報は提供されたソースの範囲外となります。 しかしながら、ソース資料の記述形式を見る限り、**Markdown の記法が使われていることは明らかです**。 * 具体的には、行頭の単一のシャープ記号(`#`)は「タブ1」や「タブ1タイトル」といった**見出しレベル1(H1)として認識される**ことを示しています。 これは、前回の会話で「タイトル」として読み込まれる可能性が高いとご説明した点にも関連します。 * また、ソース資料には「### タブ1 見出し1」や「#### タブ1 見出し2」のように、複数のシャープ記号を使った見出しも確認できます。 これらはそれぞれ見出しレベル3や4に相当するMarkdownの記法です。 このことから、**ソースとして読み込まれたコンテンツが、Markdown の形式で解釈または処理されている可能性は非常に高い**と考えられます [1, 前回の会話]。 ソース資料が示しているのは、Notebook LM 連携テストにおけるコンテンツの**記述形式**が Markdown の規則に則っているという点です。 ただし、読み込み後に**内部的にどのように「管理されているか」について、ソース資料自体が直接的に記述しているわけではありません**。
入力3
ソースドキュメントについて Markdown 形式の全体を出力してください
出力3
ソースドキュメントのMarkdown形式の全体は以下の通りです。 # タブ1 # タブ1タイトル ### タブ1 見出し1 #### タブ1 見出し2 # タブ2 # タブ2タイトル ### タブ1 見出し1 #### タブ1 見出し2 # タブ3 # タブ1タイトル ### タブ1 見出し1 #### タブ1 見出し2 この形式は、行頭にシャープ記号(`#`)を使用することで、見出しレベルを示しています。 * 単一の`#`は最も大きな見出し(H1)を表し、「タブ1」や「タブ1タイトル」などがこれに該当します。 前回の会話で「タブ1」と「タブ1タイトル」は「タイトル」として読み込まれる可能性が高いとご説明した通りです。 * 複数の`###`や`####`は、それより下位の見出しレベルを示しています。 提供されたソース資料自体が、このMarkdownの記法で記述されています。
入力4
ちなみにあなたからは判断できないと思いますが、今回1ファイルだけ添えたソース・ファイルはGoogle Docsです。 また、「タブ1」はDocsのタブで、「タブ1タイトル」はタブの中身の文書のタイトル書式の部分です。 つまり、タブとタイトルはどちらも見出しレベル1のMarkdownに変換され、 Notebook LM で扱われていると推測できます。
出力4
ご提供いただいた追加の情報、ありがとうございます。 ご指摘の通り、私がソースファイルがGoogle Docsであることや、 「タブ1」がDocsのタブ、「タブ1タイトル」がタブ内の文書のタイトル書式であるといった具体的な意味合いを直接「判断する」ことはできません。 しかし、お客様から提供されたこの**新しい文脈情報**を基に、ソース資料のMarkdown形式とこれまでの会話内容を関連付けて理解することができます。 お客様のご推測の通り、**ソース資料の記述形式から、それらがMarkdownの見出しレベル1(H1)として扱われていることは確認できます** [1, 会話]。 * ソース資料では、**「タブ1」も「タブ1タイトル」も、どちらも単一のシャープ記号(`#`)で始まっています**。 * Markdownの記法において、`#`は最も上位の見出しである**見出しレベル1(H1)**を示します [会話]。 * したがって、Notebook LM連携テストでこのMarkdown形式が読み込まれる際には、 「タブ1」と「タブ1タイトル」は**どちらも主要な見出し、つまり「タイトル」として解釈される可能性が非常に高い**という我々のこれまでの認識と一致します [会話]。 このことから、Google Docs内の「タブ」(`# タブ1`として表現)と「タブの中身の文書のタイトル書式の部分」(`# タブ1タイトル`として表現)が、 **Notebook LMに読み込まれた際に、両者ともMarkdownの見出しレベル1に変換され、同等の「タイトル」または主要なセクションとして扱われていると推測される**というお客様のご理解は、 提供されたソース資料のMarkdown構造とこれまでの会話内容に基づき、**非常に整合性が高い**と考えられます [1, 会話]。
結論
- Google Docs のタブは Markdown の見出しレベル1として Notebook LM に読み込まれる
- Google Docs のドキュメント内のタイトルは Markdown の見出しレベル1として Notebook LM に読み込まれる
- つまりタブとタイトルは同じ見出しレベルとして読み込まれる
- Google Docs のドキュメント内の見出し1は Markdown の見出しレベル3として Notebook LM に読み込まれる
- Google Docs のドキュメント内の見出し2は Markdown の見出しレベル4として Notebook LM に読み込まれる
これらを踏まえると、 Notebook LM に読み込ませる Google Docs をタブで整理する場合、各タブの中の文書内にはタイトルをつけないほうがよいでしょう。 タイトルを付けるとタブと同じレベルの見出しになり、 Notebook LM が文書構造を書き手の意図通り解釈できなくなる可能性があります。
なお、 Notebook LM に Google Docs の文書を読み込ませる場合、なぜか Markdown の見出しレベル2で読み込まれるケースだけ無さそうに見えます。 理由はよくわかりませんが。