日本でも事例が増えてきてほうぼうで見かける OKR に関する話題ですが、よくみるのはエンジニアリングの部門に関するものです。
ジンジニアの私としては人事領域での活用が気になるわけで、海外事例を調べることを通して人事領域でよくある OKR というのを把握してみることにしました。
人事領域の OKR の分類
人材獲得領域
主に採用、離職に関する目標です。
- 採用に関する目標
- 離職率に関する目標
従業員エンゲージメント領域
主に従業員エンゲージメント, モチベーションに関する目標です。
- エンゲージメントサーベイ結果を元に問題点を改善するような目標
- 衛生要因の問題を解消するような目標
企業文化領域
主に MVV(VMV) など、企業文化の浸透・改善に関する目標です。
- 企業文化に対する社員共感、社員満足を改善するような目標
- Value の実践を促進するような慣行の導入に関するような目標
業務改善領域
HR 部門の業務改善に関する目標です。
- 採用プロセスの生産性を高めるような目標
- 採用コストを下げるような目標
教育領域
主に組織内の人材の成長を促すことに関する目標です。
- オンボーディングプロセスの強化をするような目標
- 全社のマネジメント強化をするような目標
- 1 on 1 の導入による即時フィードバックの強化をするような目標
まとめ
人事に限らずバックオフィスは日常のオペレーション業務に割く比率が多くなりがちで、 OKR の設定が難しいという話をよくききます。いろんな事例を聞いてみたいですね。