最近きいている Podcast である「おしごとam」でチャンスに関して話していたので、
自分なりの考えをまとめてみることにします。
この記事の考えは自分がチャンスと捉えた過去の経験を分析し、
その原因が何であったか、という関係性を何度も何度も確認したことにより、
自分の中でチャンスとはこういうものだろう、という経緯でまとめたものです。
チャンスとは?
チャンスは機会、好機の意味があると思いますが、ここでは「好機」として扱います。
好機はちょうどよい機会です。
チャンスを得るまでの過程
- チャンスの対象への意識付けがあること
- チャンスの種をまくこと
- チャンスを発見する視点を持つこと
- チャンスを得ること
チャンスの対象への意識付けがあること
自分が目指すもの、何らかの目的の方向性を自覚し、意識できていること。
例えば、システム開発をやっている人はそれにまつわるチャンスに敏感になりやすいですし、
営業をやっている人はそれにまつわるチャンスに敏感になりやすい、というようなものです。
例えば「営業の意識」があるソフトウェア開発者は営業的なチャンスもつかみやすいと考えます。
(それを求めている、という話ではないです)
何か自分の中で常に意識にあるような関心の強い対象を持っていることが必要だと思っています。
チャンスの種をまくこと
最終的に訪れる偶発的に思えるチャンスは、唐突に訪れるものもあれば、
過去の自分自身の行動に起因し、様々な物があるでしょう。
例えば、
- 鶴の恩返しのように助けた鶴が恩返しにくる、というようなもの
- ブログのアウトプットをしていたら、それを見た人から登壇の依頼がくる、というようなもの
- 地道な信頼の積み重ね
- 自己開示の度合いの大きさ
などがあるでしょう。
ざっくりまとめて言うと
「 外部にポジティブな影響を与える行動をしていると、その量と強さに応じてチャンスが訪れやすい 」
というようなものを想像しています。
チャンスを発見する視点を持つこと
チャンスをチャンスと認識できないと見逃します。
ある出来事を額面通りに受け取るだけではなく、それは自分自身やその周囲にとって
どんな可能性を秘めたものであるかを考える視点があると、それがチャンスであることに
気づきやすいのでは、と考えます。
また、リアルタイムにおこる物事をどれだけ意識的に、詳細に捉えているかということも影響すると考えます。
チャンスを得ること
残すはチャンスに気づいたら、物怖じせず掴み取ることです。
その他の変数
知識
チャンスをチャンスとして認識するには、それが何であるかということを
捉えるための知識が多いほど様々な捉え方ができます。
結果として、認識可能性が左右されると考えます。
つながる人
人間に関わる機会の多くは人を介して現れます。
六次の隔たりによると、人のつながりは6ステップ内でつながっているということですが、
このつながりの中には非常に協力に広範につながっている人(通人、媒介人、セールスマンと呼ばれる人)がいるとされています。
そういった人と関わっているかどうかが、一定以上に大きなチャンスを掴むためには重要なのかもしれないですね。
ただ、作為的にそういった人にすり寄っていくというよりは、
別け隔てなく人に対して「Giver」としての振る舞いをしているうちに、
通人、媒介人、セールスマンにリーチする、という形かなと予想します。
まとめ
社会に出るまで、無気力・無関心に過ごし、その結果社会に出てブラック企業で疲弊して、
そこから立ち直るまでの間やその後に様々なチャンスに恵まれた経緯から、
チャンスについて多く考えてきた経験があります。
もちろん自身の経験の基づく話なので、そのまま他の人にも適用できるとは限らないですが、
多少は活用できるものがあると嬉しいなと思います。