個人、組織問わず情報インフラの発達により情報共有のハードルがぐぐっと下がってきています。
また、ビジネスにおいてはスピードがはやまり、特に日本は労働人口が減っていく中で
組織の生産性向上の必要性が前にもまして高まっています。
その意味で情報共有の重要性も高まっているということになります。
情報共有インフラが整備されたからといって、すぐに情報共有が促進されるわけでもありません。
そこで、情報共有をする指針を想起させる合言葉を用意しました。
「そちどう?思考」
ビジネスのコンテキストにおいて、その情報が以下の3つの主体の役に立つかを考えます。
- 組織 - 「そ」
- チーム - 「ち」
- 同僚 - 「どう」
「しりともか?思考」
ビジネス外のコンテキストにおいて、その情報が以下の3つの主体の役に立つかを考えます。
- 知り合い - 「しり」
- 友達 - 「とも」
- 家族 - 「か」
家族、友人、知り合いとの良好な関係は人生の充実において大切ですし、
結果的にビジネスにも好機を生むこともあります。
風桶思考
風が吹けば桶屋が儲かる、ということで原因を結果の連鎖を考えましょう、という話。
- 組織にこの情報を共有すると、あの業務の役に立つはずだ。結果として利益率が上がって以下略
- 友達があの件で困っていたのを思い出した。この情報で解決するかもしれない
また、人は社会環境の中で生きています。
周りの幸せが増すということは、回り回って自分にも返ってくるでしょう。
「 返報性の理論」もあるので、その意味でも人の役に立つことは自分の役に立ちます。
別に見返りを求めて善意を押し売りする、という話ではなく善意で行動したら結果的に見返りがくる、
という感じですね。
まとめ
情報共有をしまくっている身として、意識していることをまとめました。
「どの範囲まで情報共有をするか」というのは「誰の役に立ちたいか?」ということであり、
今回は視点の話をしましたが、関わる人との関係性が土台になりますよね。
この人、あの人、このチーム、この組織、この国、この世界、この宇宙の役に立ちたいか?
皆さんは誰の役に立ちたいですか?
誰が幸せになると嬉しいですか?
おまけ
てぃーびー式情報共有を理論化・研修化してある会社さんと連携してコンサル商品化するかも。
実績ができたらご報告しますね。今、需要を見ている段階で、
「何それ興味あるんだけど」みたいなお仕事ベースでの関心があれば、
お話ききますし、そこでさらに需要を吸い上げて商材を増やすのもよいかもですね。
たぶん、現状だと精度をあげるために情報交換としてやり取りできる時期で、
実際に安定して成果を出せるようになったら情報交換として時間をとるのは難しくなるかも。
(相談する段階から仕事になってしまいそう)
以上、業務連絡でした。