Tbpgr Blog

元エンジニア 人事 tbpgr(てぃーびー) のブログ

組織の問題が埋没し続ける3つの理由とは?

組織が抱える潜在的な問題が埋没し続けるというケースについて、
その原因を3つにわけて考えてみます。

埋没するケース

  1. 問題のヒントになる情報が隠蔽されている
  2. 問題があるが思考力が不足していて発見できない
  3. 問題は発見できているが、問題を報告する人がいない

問題は、問題を問題として認識するためのヒントとなる情報があり、
そのヒントを元に問題を問題として認識できる思考力のある人材がいて、
発見した問題を組織に対して報告し、改善のアクションにつなげることが必要です。

問題のヒントになる情報が隠蔽されている

問題を発見するには、その問題に気づくための材料が必要です。
難しい問題であるほど、問題を認識するためのヒントは多く必要でしょうし、
問題を解決する人材が問題発見・解決に関わるような思考力が低いほど多くのヒントが必要でしょう。

では、多くの情報を組織内に流通させるにはどうすればよいか?

  • 情報の公開範囲を可能な限り広げる。情報の透明性を高める。
  • 情報を広く共有できるツール等を活用する
  • 組織内の人のつながりが良好に、広範に広がるような組織設計, 環境設計をする

あたりになりそうです。

問題があるが思考力が不足していて発見できない

問題を問題として認識できるかは、その人の思考力に依存します。
問題に対する認識力は

  • 思考ツール等、問題解決につながるような知識を持っているか?
  • 実際に問題を発見・解決した経験値を多く持っているか?
  • 過去の経験を概念化する力が強いか?
  • 問題を問題として判別するために追加でどのような用法を獲得すればいいかがわかっている

などに依存すると考えます。

一人の知識・視点で発見・解決する困難という問題があるでしょう。
そういった際には、その組織内の発見・問題を解決する強い意思のある人材が複数協力して
取り組む環境になっているかどうかが影響しそうです。

思考力の高い人がいても、その思考力を発揮するための余力がないというケースもありそうです。
つまり、激務で日常業務だけで他のことに意識を向ける余力がないようなケースです。

問題は発見できているが、問題を報告する人がいない

問題のヒントあり、問題を問題として認識したとしても、その個人が問題を報告したいと
考えなければ問題は表に現れません。
組織が抱える問題に関して認識しているが、周りには一言も言わない人や、
飲み会の愚痴を聞くと実は組織の問題を認識している人が多くいた、というようなことは
よくあることではないでしょうか?

では、問題が報告される状態になるにはどうすればよいか?

  • 報告された問題が無視されずに、検討対象となること
  • 報告された問題の進捗や、結果が把握可能になっていること
  • 問題の発見、改善に対してポジティブなフィードバックがあること

などであると想像します。
逆に言うのなら

  • 問題を報告してもスルーされる
  • 問題の報告後にそれがどのように取り扱われたかわからない
  • 問題を発見、改善してもいいことがない

という状況なら次第に報告する人は減ってくる事が考えられますし、
場合によっては新たに現れた問題発見者に対して「報告してもどうせ無駄だからやめておきなよ」と
既存の社員が話すという展開が目に浮かびます。

まとめ

組織に埋没し続ける問題がなぜ埋没し続けるかについて考えてみました。

  • わかる
  • わからん
  • 他にもあるよ

↑引用スター用文言