私が習慣を作るときの事例を形式化します。
手順
詳しくは下記にまとめてあります。
暗黙知を書き出す
例えば数ヶ月前に始めた電車で英語アプリの学習をする習慣について考えます。
- 英語が自分にとって必要であることを強く認識する
- 英語学習をすることを決める
- 現状の時間の使い方を確認する
- 移動中SNSで情報収集していた時間をアプリの時間に割り当てる
- 取り組みを実施する
- 個人esaに実施の記録をする
形式化可能な事例を抽出する
行動全体を抽象化します
抽出した事例を抽象化する
- 対象に取り組む価値があることを強く認識する
- 取り組む対象を先に用意しておく
- 時間の使い方を確認する
- 確保可能な時間を見つける
- 実施可能な最速のタイミングですぐ実施する
- 実施の記録をする
取り組む対象が決まっていないと、取り組む対象を決めるところからスタートになります。
これだと「思いつかないからいいや」という風になり、取り組みがはじまらなかったり
継続しないということが考えられます。
最速のタイミングで実施する、というのは時間を確保してルールを決めたら
すぐに実施しないと自分の場合はやる気が少し下がると感じているためです。
鉄は熱いうちに。
実施の記録については、自分が何かを積み上げているという事実が可視化され
習慣化を強化すると考えています。
背景
取り組みたいものがあるが中々習慣化しない
問題
習慣を作ることに慣れていない
要因
- 取り組む価値への認識が弱い
- 取り組み対象が曖昧
- 時間の使い方を把握していない
- 確保可能な時間が分からない
- 行動を後回しにしている
- 成果を実感しにくい
解法
習慣を作ることになれている
行動
- 対象に取り組む価値があることを強く認識する
- 取り組み対象が明確
- 時間の使い方を把握している
- 確保可能な時間を見つける
- 実施可能な最速のタイミングですぐ実施する
- 実施の記録をする
結果
継続して対象に取り組むようになる。
抽象化した形式知を学習可能にする
- 自分が取り組んだほうがいいと思う対象が自分にどんな利益をもたらすか考えをまとめる
- 何か取り組みたい対象を題材に取り組む対象を実施可能な粒度まで細分化する
- 自分の時間の使い方をまとめる
- 現在使っている時間の中から取り組みたいものと差し替え可能なものがあるか探す
- やったほうが良いと思っていることをすぐやってみる。結果を確認し、その経験が自分の役に立っている事を自覚する。小さなことからでいいので、そのような経験を積み重ねる。
まとめ
没頭するぐらい好きなものについて習慣化するのは比較的楽だと思いますが、
「必要なのはわかるが、あまり気がすすまない」ようなものに対する取り組みをはじめるのは
気が重いものです。
そういった際に重要なのは
- 対象に取り組む価値があることを強く認識する
かなと思います。
習慣化自体は一回習慣を作ることになれてしまえば、その後は何が対象でも
そんなに変わらないかな、と思っています。
はじめだすとやらないほうが気持ち悪くなったり。
気質の部分もけっこうあるかもしれませんが参考になる人もいるかもしれないので
まとめてみました。