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Recruiting Operations tbpgr(てぃーびー) のブログ

るびま(Rubyist MAGAZINE)の記事不足という問題を分析しました

るびまの記事が不足している、という話について以下のようなツイートを拝見しました。

いつも楽しく読ませていただいている立場として、微力でも協力できればと思い
この問題を分析してみることにしました。

お題

この問題を解決するためにどうすればいいのかを考えてみました。

問題

るびまの執筆者が不足している。
この状況が続くとるびまの継続が難しい。

要素

寄稿を断る理由を分析してみます。
思う浮かぶところとしては

  • 謙遜
  • 自信不足
  • 利益の実感が小さい
  • 執筆者が減ることの影響が見えにくい
  • 忙しい
  • 目立ちたくない

などがありそうです。 一つ一つ見ていきましょう。

謙遜

ツイートにもあったように「私なんてまだまだ」という点から類推されます。

自信不足

これもツイートにもあったように「私なんてまだまだ」という点から類推されます。
謙遜と違って「私が書いてもきっと価値が小さいだろう」というようなものを指します。

執筆者が減ることの影響が見えにくい

頼まれた1人の立場からは運営の状況というのは類推しにくそうだと思います。
「断っても他がいるだろう」というのは実情を知らないと、けっこう思ってしまうのではないかなと。

その意味で、今回の yhara さんのツイートでこの問題点は解消されたわけです。

利益の実感が小さい

るびま」の執筆をした結果、何が起こるのか

忙しい

これは仕方ない。

目立ちたくない

これも仕方ない。

解決策

問題の要素として上げたもののうち、解決が難しそうな「忙しい」「目立ちたくない」、
また今回のツイートで解決済みの「執筆者が減ることの影響が見えにくい」以外のものについて対策を考えてみしょう。

アクション

謙遜・自信不足

この2つへの対処は同じものとして考えます。
るびま」の中の人からオファーがあったということは、すでにその時点で謙遜や自信不足の必要はなく、
適任であると理解していただくとよいと思います。
また、可能ならその背中を押す材料として、過去の執筆者の中で執筆以前に目立った活動が無かったような方
の事例をシェアできると良いかもしれません。

利益の実感が乏しい

特定の技術界隈の盛り上がりはそのままその技術の継続に影響すると考えられます。
自分が使っている技術を盛り上げることは自分の力で自分を助けることにもなりそうです。
つまり、「るびま」に協力することは「Ruby」を盛り上げることになります。

もうひとつ、Webである程度目立ったメディアに寄稿した経験がない場合、
その恩恵が想像しにくいかもしれません。
るびま」のような熱心な Rubyist の多くが読むようなメディアに記事を寄稿することは、
界隈とのつながりを広げる絶好のチャンスです。
るびまの記事みましたよ!」となるのは予想できますし、その結果として寄稿前より
寄稿者を知る人は増えるでしょう。自分が使っている言語に関る人とのつながりが広がることは
どう考えても大きな利益です。

例えば、その人が Rubyist として新たな仕事を探す際や、外部の人と関る際に
るびまに執筆したことがある」というのは「ない」のと比べて大きな差になりそうです。

このあたりは実際に過去寄稿した方の体験談など聞けるとより実感が持てそうですね。

1つの企画案としては「るびま」の寄稿が増えるように、今後寄稿してもらいたい人の典型となる
過去の執筆者による「寄稿の影響で起こったポジティブな影響」の記事などがあると今後人を誘うときに
「こんないいことがあるんですよ」という話をできるのでよさそうかな、と思いました。

まとめ

この記事をまとめた目的は「るびま」執筆者の獲得という目標を達成するための
認知施策、動機づけの強化です。

慶応大学の井庭先生がまとめているパターン・ランゲージのフォーマットで問題分析をしてみました。

パターン・ランゲージと井庭先生の資料については私の過去記事にあります。

empowerment-engineering.hatenablog.com

そして、この記事自体問題分析だけではなく、問題解決も兼ねています。

人は論理よりも動機、感情などで行動を決定すると思います。

  • 大好きな Ruby のために役立つことができるのか
  • 自分にとっても大きく役立つことになるのか

記事を読んで、そんな気持ちを持ってもらうことができて、一人でも執筆者を生み出すことができたら
この記事は成功です。

というか、るびまの執筆できるとかビッグチャンスじゃないですか?
その価値を考えると本当なら待ち行列ができていてもよさそう。

どうです? 最近 CRuby のコードの海を泳ぎ始めた id:hkdnet さんとかどうですかね?
(hkdnet さんが複数の Ruby コミッタの方と交流があり、私自身が仲がいい上での発言です。
実際は中の人が欲しいコンテンツの方向性とかもあると思いますのでマッチすれば、ということで)

おまけ

これは、挑戦の機会と結果の利益を伝えるための話で、ステマではありません。

私個人が多重請負の下請けエンジニアを脱したばかりのころに、CodeIQの出題・執筆のオファーをうけました。
実力的には他の方に較べて圧倒的に劣っていましたが、勇気を出してオファーをうけました。
結果として、そこから多くの機会を得ることができました。
るびま」の執筆はそのようなインパクトを持つものではないかな、と思っています。
(もっと大きいかもしれない)

ひとりごと

私個人は「るりま」のサンプルコードの拡充のお手伝いをしていますが、
Rubyのコミュニティとの直接のつながりはさほど濃くありません。
3つ仕事をしていることと、家庭の時間の関係で外のイベントなどに関る時間を大きく確保していないことによります。

そのような関わりの薄い立場で、でしゃばった記事を書いているかもしれないことをお詫びいたします。

一方、こんな感じに遠慮せずにやること自体も「るびま」で執筆者を求めている話とつながる
とも思うので「失礼にならないか、ちょっとこわいな・・」と思いつつ書くことを決めました。
私は Ruby をはじめたことで Twitter でスカウトされてブラック企業を抜けました。
あのままいたら家庭が崩壊していたかもしれないぐらいの状態でした。
Ruby に少しでも恩返しができたらいいな、というお気持ちです。