3行で説明すると
- Rubyは他言語に比べてリファレンスのサンプルコードが不足気味という意見があった
- 私が「やりましょう」と言った
- hanachin_ さんが調査スクリプトを作った結果ざっくり8,000件不足していることがわかった
より詳しい話
もうちょっと詳しい流れはこのIssueにあります。
現状すでに多数のIssue, Pull Requestに話がまたがってしまっているので雑にまとめると
- サンプルコードをどのように書くかのガイドラインを私が作成済
- サンプルコードはあるがそのままでは実行できないものがある
- hanachin_ さんが調査用の自作ツール+手作業で多数修正。完成率は不明
- サンプルコードがないもの
という感じです。
この件は約一ヶ月前から開始していますが、私は1日1件サンプルを追加しています。
で、8,000件書き終わるのにどのくらい必要か雑にツイートしたのが以下です。
るりま、サンプルコードがないメソッドが約8000件ある。
— てぃーびー 📺 (@tbpgr) 2017年8月30日
1日1サンプル書く人が22人いれば1年で終わる。
はい、人数が必要になります。
まとめ
上記の記事に
(米国における)Railsは引き潮気味であり、Rubyカンファレンスで見かける米国人も以前より減りつつあるようです。
とあります。世界的にはRubyの人気は押され気味であるようです。
Rubyを継続して利用する人たちにとって、新規にRubyを使う人が継続して増えていくことは
とても重要なことであると思います。
公式リファレンスの充実は言語を利用する人が快適な言語ライフを送る意味で
ボディーブローのように効果があるのではないか、というのが今回の件に個人的リソースを多く突っ込む理由の1つです。
Ruby使いの皆さん、自分たちの使う言語の未来を自分たちで明るくしてみませんか?
サンプルコード追加の貢献者をお待ちしています!
るりまのリポジトリ
るりまへの貢献方法
ツールの紹介
るりま本家のツールはるりまのWikiに記載があるのでここでは省略します。
今回の取り組みにあたって、 hanachin_ さんが複数のツールを作ってくださっています。
hanachin_ さんが今回の取り組みの解決速度を大幅に上げてくださっていると言っても過言ではありません。
貢献希望者はruremaの活動に関する情報共有をするesaにおいでください 🐾
下記の招待URLから参加できます。
https://rurema.esa.io/team/invitations/member-003dab4dfc293b59bcdf01a2627024e6