強みとは、個人が得意とする行動特性や、成果を出しやすい領域のことです。
この強みには、2つの捉え方があります。
- 本人の中での強み
- 相対的な強み
この記事では、それぞれの強みについてまとめます。
1. 本人の中での強み
本人の中での強みとは、本人にとって『得意』『好き』『成果が出やすい』『仕事に充実感を持てる』と感じる領域に関する強みです。
『その領域に興味がある』『自分の目的を達成する手段と一致する』『その領域に習熟すること自体が楽しい』といった内発的な動機と結びついている場合も取り組む意義が本人にとって生まれ、継続しやすくなります。結果として、強みも磨かれやすくなります。また、個人の価値観や日常的な行動が、強みをさらに強化することもあります。
本人の中での強みは自分の主観で決まるものなので、ふりかえりや内省を通して自己認識を深める必要があります。
2. 相対的な強み
相対的な強みとは、周囲の人よりも高い水準のパフォーマンスを発揮できる領域としての強みです。
仕事において、経験の機会は限られています。その限られた経験の機会を勝ち取るうえで、相対的な強みを持っていることは非常に重要です。相対的な強みを持っていると、より多くの良質な機会を獲得でき、強みをさらに成長させることができます。そして、多様な経験や強みの強化は、キャリアの進展にも大きく貢献します。
相対的な強みは自分では判断できないため、第三者による評価やフィードバックによって把握する必要があります。
相対的な強みには範囲があります。
- チーム内での相対的な強み
- 部門内での相対的な強み
- 会社内での相対的な強み
- 専門領域における相対的な強み
- 業種や職種における相対的な強み
- 日本全体での相対的な強み
- 世界での相対的な強み
一般的な担当者としては、『チーム内での相対的な強み』が一番身近な対象になります。
ある程度シニアになったあとの転職を想定すると専門領域・業種・職種・日本全体など、社外も含めた目線が必要になります。
強みの四象限

強みの四象限
四象限について自分について整理してみると以下のような形になります。
| 四象限 | 本人の中での強み | 相対的な強み | 自己認識 |
|---|---|---|---|
| 真の武器 | 高 | 高 | 情報発信、習慣化、ふりかえり、人事領域とITエンジニア領域の双方の経験 |
| 個人的な得意領域 | 高 | 低 | 問題解決、任意の領域の攻略、ゲーム攻略で学んだノウハウ |
| 隠れた優位性 | 低 | 高 | 中立的で俯瞰した目線、安心感 |
| 弱点 | 低 | 低 | 初対面の交流、画像認識、記憶力 |
強みと個人的な経験
本人の中での強みに関する経験
ITエンジニア出身の人事であることで、本来人事+情報システム担当者がセットで担当するような業務も軽微なものであれば一人で完結して取り組むことができます。
より広い意味では、以下の ZennBook にまとめたような目線を人事業務に活かすことができます。
相対的な強みに関する経験
ITエンジニア時代に、xUnitの導入が必要な場面で多少なりとも学習していたのが自分だけだったので導入担当者としてアサインされました。また、その経験があったことで、その後に別の現場でも導入担当者をすることになりました。