勉強会・研修にでて新たな知識・スキルを知った。本を読んで新たな知識・スキルを知った。
そこから実際にそれを業務上の成果に結びつけるまでは間があります。私生活にしろ、研修にしろ、仕事につながるスキルをなんのために習得するかというと実際に成果につなげるためです。そこで、新たなスキルを知らない状態から成果につなげるまでのステップを整理し、実際にそのステップを乗り越える方法を検討します。
※なお、純粋に新たなスキルをみにつけてできることが増えるのが大好きで結果として成果を出す方もいるかと思いますが、話を単純にするためこの記事では対象外とします
必要なステップ
- 知らない
- 知る
- 分かる
- やる
- できる
- 適用場面を判別する
- 実際の場面でできる
1-5, 7 はそのままなので説明省略します。
6 については、対象のスキルを適用すべき場面を自分で見つけることができることです。
実践につながるスキル習得パイプライン
- 「知らない」から「知る」「分かる」へ
- 方法
- 本
- 人に習う(研修、メンター)
- 方法
- 「分かる」から「やる」「できる」へ
- 方法
- 模擬的な実践の場をつくる
- ワークショップ参加
- 方法
- 「できる」から「適用場面を判別する」「実際の場面でできる」へ
業務上のアサインが自己の意思決定ではどうにもならないケースについては、例えばマネジメント業務など機会がなくては実践の経験が難しいものなどが典型例です。
まとめ
実践機会を作りやすく、習得難度も低いものに関してはほぼ一人で完結できるのでよいのですが、特性上実践機会をつくりにくい場合や、スキルそのものの難易度が高い場合は他者の協力が必要となります。こういったものに関して組織的に学習・習得の仕組みが整備されていると、強い組織になっていくのでしょうね。