Standard Operating Procedure (SOP) による業務改善についてまとめます。
Standard Operating Procedure とは?
こちらをご確認ください。
SOP による業務改善手順
- SOP を書き出す
- SOP にプロセスタイム、リードタイムを書き込む
- SOP のうち、省略・自動化・短縮できる箇所を探す
- 短縮に要するコストと、プロセスタイムの短縮による利益を比較し、改善の実行有無を判断する
- 改善を実行する
- 改善結果を元に SOP の流れやプロセスタイム、リードタイムを更新する
- 3 - 6 を繰り返す
※プロセスタイム - タスクの実行時間
※リードタイム - 前後の待ち時間も含めた前ステップから次ステップまでの時間
リードタイムのうち、プロセスタイムではない部分は待ち時間などムダな時間となる。
サンプル
No | 手順 | PT | LT | ムダ |
---|---|---|---|---|
1 | 依頼が発生する | 1 | 5 | 4 |
2 | 依頼をチケットとして起票する- | 10 | 15 | 5 |
3 | チケットを担当者にアサインする | 5 | 20 | 15 |
4 | アサイン先に説明をする | 10 | 10 | 0 |
この場合、3の手順におけるリードタイムのムダが大きいので、ここを改善できると全体のリードタイムが短くなる
まとめ
業務改善ツールとしての SOP の活用についてまとめました。
なお、この手法はどこかを参考にしたわけではなく、 SOP と Value Stream Mapping の特性を組み合わせてまとめました。