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簡易版バリューストリームマッピングでアサインとフロー効率性のサンプルを作ってみる

簡易版の雑な記法のバリューストリームマッピングで、
偏ったアサインの弊害を確認してみました。

サンプル

開発・設計担当者として A-D さんがいます。
工程は

  1. 仕様作成
  2. アサイン説明
  3. 設計
  4. 実装
  5. テスト
  6. リリース
  7. リリース確認

があります。

分散型

4名にバランスよくタスクをアサインします。
LTの合計が 8 で 2 つの機能をリリースできました。

機能1

主体 プロセス PT LT WT メモ
A 仕様作成 1 1 0
A アサイン説明 1 1 0
B 設計 1 1 0
B 実装 1 1 0
B テスト 1 1 0
A 受入テスト 1 1 0
A 機能1リリース 1 1 0
A 機能1リリース確認 1 1 0
ALL 合計 8 8 0

機能2

主体 プロセス PT LT WT メモ
C 仕様作成 1 1 0
C アサイン説明 1 1 0
D 設計 1 1 0
D 実装 1 1 0
D テスト 1 1 0
C 受入テスト 1 1 0
A 機能1リリース 1 1 0
C 機能1リリース確認 1 1 0
ALL 合計 8 8 0

VSM

f:id:tbpg:20180220180122p:plain

集中型

1名に仕様・受入テストに集中してもらい、
残りの3名にタスクをアサインします。
分散型と同じ 8 の時間が経過したタイミングでは、
1 つの機能しかリリースできていません。

機能1

主体 プロセス PT LT WT メモ
A 仕様作成 1 1 0
A アサイン説明 1 1 0
C 設計 1 1 0
B 実装 1 1 0
B テスト 1 1 0
A 受入テスト 1 1 0
A 機能1リリース 1 1 0
A 機能1リリース確認 1 1 0
ALL 合計 8 8 0

機能2

主体 プロセス PT LT WT メモ
A 仕様作成 1 2 1 Aさん待ちが発生
A アサイン説明 1 2 1 Aさん待ちが発生
C 設計 1 1 0
C 実装 1 1 0
C テスト 1 1 0
A 受入テスト 1 2 1 Aさん待ちが発生
A 機能1リリース 1 2 1 Aさん待ちが発生
A 機能1リリース確認 1 2 1 Aさん待ちが発生
ALL 合計 8 13 5

機能3

主体 プロセス PT LT WT メモ
A 仕様作成 1 3 2 Aさん待ちが発生
A アサイン説明 1 3 2 Aさん待ちが発生
D 設計 1 1 0
D 実装 1 1 0
D テスト 1 1 0
A 受入テスト 1 3 2 Aさん待ちが発生
A 機能1リリース 1 3 2 Aさん待ちが発生
A 機能1リリース確認 1 3 2 Aさん待ちが発生
ALL 合計 8 18 10

VSM

f:id:tbpg:20180220180133p:plain

まとめ

だいぶ雑に作ったので、現実に細かいことを考えると突っ込みどころはあると思いますが、
概ねどのような弊害が出ているか確認できました。

全体像と数値で問題やボトルネックを確認できるのは
バリューストリームマッピングのよいところですね。

関連内部資料

書籍「カイゼンジャーニー」の中で、バリューストリームマッピングの話もあります。

tbpgr.hatenablog.com

関連外部資料