「いきなり1on1で教育心理学を用いてふりかえって成長する会」という集まりに参加してきました。
個人的に特徴ある会になったな、と思ったのでその点についてまとめます。
「いきなり1on1で教育心理学を用いてふりかえって成長する会」とは?
「いきなり1on1で教育心理学を用いてふりかえって成長する会」とは、以下のメンバーの集いに勢いで付けた名前です。
- nitt-san(@nitt_san)さん | Twitter
- ぷぽ(@pupupopo88)さん | Twitter
- びば(森のフレンズ)/技術書典6 お34 ふりかえり読本 学び編(@viva_tweet_x)さん | Twitter
- てぃーびー-転職活動中(@tbpgr)さん | Twitter
会の名前とそれぞれの主要関心領域の対応関係は以下です。
人 | 会の名前 | 関心事 | 活動関連リンク |
---|---|---|---|
nitt-sanさん | いきなり1on1 | チームのスループット最大化 | ・いきなり1on1のフレームワーク |
ぷぽさん | 教育心理学 | 個人の成長とそれにより輝く人生 | ・教育心理学を学ぶ会 会報 2018秋 |
びば(森のフレンズ)さん | ふりかえり | チームファシリテーター | ・ふりかえり読本 場作り編~ふりかえるその前に~ |
てぃーびー | 成長 | 人の成長と充実 | ・成長と充実を研究する会「Growthfaction」 ・成再会 |
この会が開催されたきっかけとしては、びばさんと私がTwitter上でお互い認識があり、関心領域が近いこともあり、前々からいつかあってお話しましょうということをいっていて、ついにそれが実現されたのが今回の集いということになります。
せっかくなので、関心領域が近い人をもう2人呼びましょう、ということで参加いただいたのが nitt-san さんとぷぽさんになります。
会の進行
特別に具体的なテーマは用意していなかったのですが、現場で以下のような内容で進行しました。
- 各自、関心領域を軸とした自己紹介
- 各自、関心領域の原体験を語る
主にこの2つで進行して、一部の話題に関して深掘りするなどしていました。
どちらも各自の個人的な内容がメインなので、ここでは内容自体は省略します。
個人に紐づく内容を掘り下げたもの以外としては、いかに世の中の人々が成長する支援をできるか?
また、そのきっかけに気づくことすらできない環境にいる人がきっかけを得るにはどうすればよいか?
という話がありました。
これは、全員の関心領域の共通項が人々の成長を支援することで幸せになる人を増やしたい、という点だったことから広がった話題です。
関連ツイート
「いきなり1on1で教育心理学を用いてふりかえって成長する会」
— てぃーびー-転職活動中 (@tbpgr) 2019年3月8日
とても楽しい会であった。
ぱわーをもらった。
尊敬する人3人と話して、広げる、深める。
— びば(森のフレンズ)/技術書典6 お34 ふりかえり読本 学び編 (@viva_tweet_x) 2019年3月8日
なかなか出来ない機会を作ってくれたみんなに感謝。
迷惑かけてしまった妻にも感謝しかない。
ふりかえり読本で今書いていることが必要とされていることも分かった。がんばる。
いきなりふりかえって教育心理学で1on1しながら成長する会ですが、学び、学び、そして学び!といったかたちで概ね最高でありました。
— nitt-san (@nitt_san) 2019年3月8日
本当にありがとうございました。
皆様に与えられるものを出せただろうかと振り返りつつ、アウトプットの用意を始めよう
約4時間、情報開示して本腰入れて話し合うってなかなかない機会。
— びば(森のフレンズ)/技術書典6 お34 ふりかえり読本 学び編 (@viva_tweet_x) 2019年3月8日
酒に頼りたくなっちゃう所だけど酒が入ってないので、記憶が鮮明に残る。
超、つかれた
こ、濃い会だった…!
— ぷぽ (@pupupopo88) 2019年3月8日
「あっ、そっ…それ」「…っ!わかるっ!」「なっ、なるほど」と喋ってる人の方をキョロキョロ見返すばかりだったけど楽しかったぞい!
なんかちょっと元気出た💪でも頭使って疲れた😪
会の特徴
最近は、色んな所で色んな人と会うことが増えたのですが、今日のメンツにはけっこう特徴的な部分がありました。
- ファシリテーションなれしている人が2人(nitt-san さん、びばさん)いた
- 開始と同時にテーブルに拡げられる画用紙
- 隣から飛び出てくる多彩なペン
- 会話しつつリアルタイムで会話の構造がまとめられていく
- 最後に写メで共有してもらえた
- 問いかけ慣れをしている人が多かった
- 成長・学習は単なる共通項の一般化された方法論のみで語れるようなものではなく、個人の特性や感情・動機などとのつながりが大切であると考えている
- 物事の行間にある細部に重要なことが隠れていることを把握し、そこに関する鋭い問いを投げかけることに慣れている
- 推論のはしご の認識が強い
- 曖昧さを残している物事に気づく力が強い
プライベートで集まって、関心事をに関するテーマートークをするときって、口頭のみでのやりとりになることのほうが多いのですが、書き出したほうが明らかに理解が深まるし、会話中の認識齟齬もすぐわかるのでとてもいいです。
このあたりは仕事のミーティングと一緒ですよね。
口頭だけだとミスコミュニケーションが発生しやすいが、それを防げているように感じました。
また、過度に話題が発散しすぎて話が深まりにくくなる、ということがありませんでした。
複数名での会話にありがちな 2 名だけ内容を理解しているけど、他のメンツはついてこれなくて上の空か、ポーズで相槌だけしている状態にもなりません。
また、問いかけが得意な人が多いように感じました。
結果的に、「多人数参加型の相互コーチング」のような効果が生まれていたかもしれない、ということも感じました。
まとめ
各自がもっとも注力している関心領域は少しずつ別だけど、大枠での関心領域が同じという構成での集まりって、実はものすごくいいのでは?
そんなことを感じる集まりでした。
と一般化してみましたが、単にメンツが良かったという具体的な事例だったかもしれません。