もんりぃ先生 をご存知でしょうか?
湊川あい さんとともに、 マンガでわかるUnity を連載しているソフトウェア開発者です。
以前、1対1でインタビューをさせていただいたことがあります。
もんりぃ先生に初めてお会いしたときに、もんりぃ先生の同僚である ふぇく さんから
「もんりぃは スベリ芸の人 だからいじりたおしてね」
と言われました。
時は流れ、もんりぃさんはもんりぃ先生に進化し、スベリ芸を披露している姿をあまりみかけません。
変わり果ててしまったもんりぃ先生に涙がとまりません。
そこで、説得技法であるモンロー式説得法を用いてもんりぃ先生を説得することにしました。
モンロー式説得法とは?
モンロー式説得法 (Monroe's motivated sequence) とは、 Alan H. Monroe がつくった説得技法です。
以下の 5 Step で説得を行います。
No | Step | 日本語 | Description | How |
---|---|---|---|---|
1 | Attention | 注意 | 問題への注意を引く | ストーリー、事例、引用、統計を用いて問題を訴える |
2 | Need | ニーズ | 問題を追求する必要性を伝える | 事例、統計を用いて必要性を訴える |
3 | Satisfaction | 解決策 | 問題を解決するための施策、行動を示す | 具体的で実施可能な問題の解決法を述べる |
4 | Visualization | 視覚化 | 問題を解決した場合、しない場合を視覚化する | ビジュアライズする。 みせ方として ・ポジティブ面をみせる ・ネガティブ面をみせる ・双方のコントラストを見せる という選択肢がある。 |
5 | Action | 行動 | 解決への行動を呼びかける | 人々が問題を解くためにできる行動をよびかける |
サンプル
「もんりぃ」から「もんりぃ先生」に進化し、スベリ芸をみせなくなった「もんりぃ先生」に華麗なスベリ芸を見せて欲しい。 そのために説得をします。
Attention - 注意
Unity 界を盛り上げるために「もんりぃ」から「もんりぃ先生」に進化した代償として、「もんりぃ先生」はスベリ芸をみせなくなってしまいました。
Need - ニーズ
「もんりぃ先生」のスベリ芸は場に安心感を与えるため、スベってから一拍間をおいてのスベリ笑いによって場の雰囲気が和み、アイスブレイクやストレス緩和の効果があります。 諸説ありますが、ハグの次くらいに効果が高いそうです。
Satisfaction - 解決策
しがないラジオに出演した際に「もんりぃ先生」本人が
「 承認欲求が強い 」
と話していました。
そこで、スベリ芸を求められ、それに答えるとポジティブなリアクションを返ってくるという
承認欲求を満たす循環を作ることで、もんりぃ先生の動機を強めることを考えました。
Visualization - 視覚化
Action - 行動
読者のみなさんがもんりぃ先生のツイッターでネタフリをする。
もんりぃ先生がみごとにスベったら、承認する。
この繰り返しで、スベリ芸の習慣を復活させましょう。
ハッシュタグは #すべりもんりぃ
です
まとめ
悪ふざけをしつつモンロー式説得法の具体例にさせてもらいました。
念のため補足ですが、もんりぃ先生との間に一定の関係性があるからネタにさせてもらってます。
その上で、どうやら もんりぃ先生 と gremito さんのポッドキャストである「 ものラジ 」でセイチョウ・ジャーニーが話しのネタになったらしいので、それならこちらも。ということです。
先にこの場をお借りして謝罪いたします、セイチョウ・ジャーニー著者の皆様、申し訳ございませんでした(笑)#ものラジ
— gremito (@grem_ito) 2018年10月11日
ちなみに、真面目くさった記事ではなく、ネタっぽいストーリーと、この後のもんりぃ先生の行動も含めた展開も踏まえたインパクトのある出来事を作り込むことで、この記事を読んだ人の脳に「モンロー式説得法」が残りやすくなる、ということも狙いの一つです。
結果
Yahoo!リアルタイム検索の「 #すべりもんりぃ
」の結果をここにリンクしておきます。
もんりぃ先生情報
- sp.10a【ゲスト: monry】楽しいモノに飛びついていたら、SI、Web、ゲームの3業界を渡り歩いていた話 | しがないラジオ
- sp.10b【ゲスト: monry】楽しい教育アプリを作っていたら、自称 Unity エヴァンジェリストになっていた話 | しがないラジオ
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