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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

採用ブランドとその周辺知識を整理する

人材不足のIT業界。労働人口の減少が進む日本。
優秀な人材の採用競争は日に日に厳しくなっています。
企業にとって、採用ブランドを確立することの重要性が高まっている今、Employer Brand(採用ブランド)に関する基本的な概念を整理することにしました。

Employer Brand(採用ブランド)とは?

Employer Brand(採用ブランド)とは、潜在雇用者から見た企業の評判や人気のことです。世界でも重要視されている Employer Brand ですが、日本では労働人口の減少が進むため、より一層重要になるのではないでしょうか。良質の Employer Brand を確立するには、 Employer Branding をする必要があります。

Employer Branding(採用ブランディング) とは

Employer Branding(採用ブランディング)とは、採用ブランドを確立するプロセスのことです。

労働市場に対して自社の魅力を発信する、等の方法により優秀な人材に入社してもらえるように、ブランドを確立していきます。 魅力を発信するには、実際に魅力が存在する必要があります。

そこで、 Employee Value Proposition が必要となります。

Employee Value Proposition とは?

Employee Value Proposition は企業が従業員に提供できる価値です。

Employee Value Proposition をつくる際に、自社が求める人材のターゲットを定め、
それにマッチしつつも自社の強みや文化と重なるようにする必要があります。
キャリア、文化、福利厚生、人脈など様々な要素があるでしょう。

まとめ

人材の重要性を理解し、優秀な人にできるだけ長く活躍してもらうために明確に具体的に Employee Value Proposition を作り込み、それを発信しているかどうかは将来の存続に関わりそうですね。 また、逆に求職者視点で捉えると、こういった施策へ注力していることが見て取れる企業は将来有望であると捉えることができそうです。

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