2019/05/14 に「転職透明化らぼ」の第1回イベントを実施しました。
転職透明化らぼ とは?
「転職透明化らぼ」は、転職活動における企業と個人の情報差を埋めることで、求人企業はよりよい人材とマッチしやすくなり、求職者は自身にとってよりよい企業とマッチしやすくなることを目的としたイベントです。
詳細は下記にあります。
イベントレポート
スポンサー
- Findy様 - フードスポンサー
- ヌーラボ様 - ドリンクスポンサー
- 転職ドラフト様(リブセンス様) - ドリンクスポンサー
- LIFULL様 - 会場スポンサー
スポンサーありがとうございます。
愉快なスポンサー様達を紹介するぜ!
— 令和の情シスおかしん@ゼロトラスト超入門著者 (@okash1n) May 14, 2019
フードスポンサー「Findy」
ドリンクスポンサー「ヌーラボ」「リブセンス」
会場「LIFULL」#転職透明化らぼ pic.twitter.com/ckMcqbSBwk
登壇 - 梶原 成親さん - ヤプリ株式会社 CTO室 室長 / VP of Information.
特に会場の反応が大きかったのは 2 つ。
両方カジュアル面談の話じゃないのですけどね。
1つ目は梶原さん自身の転職活動における体験入社の話
僕のケースですが、会社として制度として確立してたのは5社中1社だけでした。雑にお願いするとと準備してくれるんだという気付き。それと会社の柔軟性を測る尺度になると思いました。一方で、候補者側の時間確保は仰るとおりです。が、よりよいマッチングのために是非って感じ。#転職透明化らぼ https://t.co/Y4jt5n0ihk
— Kajinari | Yappli,Inc. (@kajinari) May 14, 2019
パネルディスカッションで、体験入社に近い特性を持つ実技試験の話題もあり、体験入社制度はないがそれに近い形で採用をするには・・・・という話題もありました。
私個人としても、現職はペアプロ試験で実際の仕事に近い形での採用を体験したり、今回の転職活動で WST 形式の試験を受けた際にこれはよいなと感じました。
今、ちょうど Google の Work Rules を読んでいて、ツイートしたら反応が多かったところでもあるのですが、非構造化面接では選考が難しいので実務に近い能力をどう確認するかというのは大切ですね。
面接は大抵の場合初対面の印象で決まってしまい、面接の後半は第一印象を裏付ける証拠探しに費やされる、ということをGoogle の Work Rules の本でみて、検索してこの記事にたどり着いている。面接での採用の難しさ。 / “採用面接における第一印象の重要性” https://t.co/oRWlbIKjGK
— てぃーびー-挫折論への招待著者 (@tbpgr) May 16, 2019
ワークサンプルの次に好ましいのが一般認識能力テストと構造化面接。
— てぃーびー-挫折論への招待著者 (@tbpgr) May 16, 2019
2つ目はスキルの透明性を高めると差別化につながるという話。
まさに透明化らぼにぴったりのお話。
スキルの透明性は、スキルの高低が重要なのではなく、スキルを公開していること自体を見る。公開していることが良い。#転職透明化らぼ
— ごまなつ (@akrolayer) May 14, 2019
登壇 - 安立 沙耶佳さん - ヌーラボ, 人事
会場では具体的な数字が語られました。参加者特典。
梶原さんも安立さんも語られていましたが、カジュアル面談はあくまで会社を知ってもらう場。
だから、候補者に求めることは特になくてきてもらえればいいと。
特に強く求めるわけではないけど、ちょっと下調べをするなり、自分の軸を作って判断基準を作ってもらえると、限られた時間で適切な質問ができるのではというようなお話がありました。
もう一つ、普段そんなに耳にしない話で確かにありそうだなと思ったのが、スカウトという言葉の誤認。
ヘッドハンティングとの誤認があるのか、「呼ばれた立場なのに落とされた」などの反応が起こる場合があるという話。
- ヘッドハンティング - 有能な人材の引き抜き
- スカウト - この求人に応募してみませんか?
ということなので、スカウトは「是が非でも入社してほしいので声をかけた」ということではないという話です。
自社の求人にマッチする可能性がある。しかし、実際に相互にマッチしているかわからないので話してみませんか?まずはカジュアル面談で会社の情報をお伝えします。
という感じですね。
誤認を避けるために、スカウトの立ち位置について丁寧に「対等の立場で話しましょう」ということをお伝えしているとのこと。大切。
パネルディスカッション
sli.do を用いてパネラー・会場間で QA を行いました。
発表内容に関わる質問や、カジュアル面談一般に関する QA をしました。
Q がわからないけど A からだいたい何の話をしているかは想像できそうかな。
関連ツイートをピックアップしました。
脱脂綿さんが欲しい情報をつぶやいてくれている率が高い。
QAタイム。https://t.co/fpX5y61hfjを使う形。面白いなー。 #転職透明化らぼ
— 脱脂綿@開発者の卵 (@anchor_cable) May 14, 2019
スキルの透明性は、スキルの高低が重要なのではなく、スキルを公開していること自体を見る。公開していることが良い。#転職透明化らぼ
— ごまなつ (@akrolayer) May 14, 2019
面談で2時間一緒にコードを書いてディスカッションする #転職透明化らぼ
— 脱脂綿@開発者の卵 (@anchor_cable) May 14, 2019
体験入社の話は、内定出てからやるとか
— yumechi (@__yumechi) May 14, 2019
また一緒にワークしてみるとか、ペアプロしてみるとか、そういうので働くイメージを働かせていく。。。#転職透明化らぼ
学生にはインターンがあるが、社会人にはインターンがない、そのために中途採用では会社の雰囲気を知るための情報の非対称性が発生してしまう。これをどう破るかが今後の採用戦略の課題となりうる?#転職透明化らぼ
— yumechi (@__yumechi) May 14, 2019
使う媒体の自分の情報はオープンにしとこうな!
— ずんだまる(仮)🍮 (@edamametsubu318) May 14, 2019
媒体使うと他人と比較できちゃうから#転職透明化らぼ
Wantedlyで1回送って返信無い...で諦めるのでなく、もう1回送ってみよう。WantedlyのUIを考えると漏れてるだけの可能性も大。あと「プロフィール更新してくれ」と通知が来たら、更新した後再送すべき。プロフィール更新した事を採用側に通知する仕組みは無い! #転職透明化らぼ
— 脱脂綿@開発者の卵 (@anchor_cable) May 14, 2019
ベンチャーはひとり人事のことが多い。かなり忙しいので、取りこぼしていることが多い。
— ごまなつ (@akrolayer) May 14, 2019
レジュメ更新したら、会社側が気づくすべがないので、もう一度ボタンを押す。#転職透明化らぼ
PLAIDさんの場合はカジュアル面談の前や途中でマッチング不足を感じると伝えている。これは求職側ショックかもしれないけど、総合的に見るとありがたいよね。 #転職透明化らぼ
— 脱脂綿@開発者の卵 (@anchor_cable) May 14, 2019
カジュアル面談と一次選考で話が違うな? と感じたら求職者から認識合わせをする。 #転職透明化らぼ
— 脱脂綿@開発者の卵 (@anchor_cable) May 14, 2019
カジュアル面談と面接で担当者が違うことがあるので、自分から、カジュアル面談のときに話したことを言って認識があってますか?と聞くと良い。
— ごまなつ (@akrolayer) May 14, 2019
すり合わせをしている会社が良い。
人事とエンジニアの距離が重要で、その判断基準にもなる#転職透明化らぼ
カジュアル面談と一次面接で話が違うっていうの、組織間での認識のすり合わせがうまく行ってないんだろうなと思ってしまうし、印象が一気に悪くなりそうな感じはする(アンマッチが加速しそうとイメージされそう)
— yumechi (@__yumechi) May 14, 2019
#転職透明化らぼ
反省点
ツイートは埋もれてて拾えないので slido のまま進行することに。
— てぃーびー-挫折論への招待著者 (@tbpgr) May 14, 2019
ツイート待機してたかたは申し訳ありません。#転職透明化らぼ
Twitter からの QA の枠を用意していたのですが、いざ実施しようと思ったらツイートが埋まっていて判別不可能でした。
結局、イベント会場での sli.do による QA を継続することに。
Twitter で待機してくださっていたかたや、実際に Q を投稿してくださった方には大変申し訳無い思いです。
懇親会
採用担当・求職者入り混じっての懇親会。ある種、今回のイベントの価値の一つなので、いい感じに情報交換できたのなら嬉しいです。
料理がデプロイされました#転職透明化らぼ pic.twitter.com/NwcTrFMdW4
— ムラサメ@知的好奇心に身をまかせる (@murasame_usa) May 14, 2019
データでみるイベント結果
参加数
出席者 | 抽選 | 参加者 | 補欠者 | キャンセル | |
---|---|---|---|---|---|
申込合計 | 29人 | なし | 31人 | 0人 | 15人 |
採用担当枠 | 10人 | なし | 11人 | 0人 | 6人 |
求職者枠 | 18人 | なし | 19人 | 0人 | 9人 |
Twitter実況枠 | 1人 | なし | 1人 | 0人 | 0人 |
グラレコ枠 | 0人 | なし | 0人 | 0人 | 0人 |
無断欠席は 31 - 29 で 2名でした。
参加アンケート
回答は 20/29名 でした。ありがとうございます。
- 1 - 不満
- 5 - 満足
です。
まとめ
GW を挟んだ影響もあるのか、 Connpass のグループ登録数(2019/05/16 現在 93名)の割には参加数が少なめになりましたが、イベント自体は参加された方の当日の表情や、ツイッターの反応や、参加アンケートを見る限り良好だったようです。
継続開催に向け、第2回の準備をはじめます。
透明度をじわじわあげていきますので、引き続きよろしくです。
会そのものとは関係ないですが、主催者挨拶の際に「転職おめでとう」の声や拍手をいただきありがとうございます。転職後もやっていきます。
Togetter
Twitter枠で参加いただいた、 おかしんさん が Togetter をまとめてくれました。
ありがとうございます。