この記事は Recruiting Operations Advent Calendar 2019 の19日目の記事です。
採用業務の質向上の一つとして「 訴求要素の明確化」についてまとめます。
採用業務の質を大きく言い表すと
- 企業側マッチ
- 組織・部門にマッチする人であること
- 応募職種にマッチするスキルをもっていること
- 求職者側マッチ
- 転職に求める要素が満たされること
の双方のマッチがどれだけ適切に行われるか、ということになります。
「組織・部門が求める人材像の明確化」と「職務の明確化」により企業側マッチの判断基準ができました。
次に求職者側マッチの要素として、「ペルソナの作成」を行いました。これにより、架空のペルソナと、そのペルソナが求めるものが把握できている状態になりました。次に、そのペルソナが求めているものに応えられる訴求要素を明確化します。
いわゆる、 EVP(Employee Value Proposition) というやつです。
内容としては、実際に現在所属しているメンバーの主観・客観により明確化するという方法です。
具体例については、実際にスタディストの SRE の EVP をかつひささんが言語化してくれたので、これが参考になります。
ここで洗い出した EVP のうち、実際にペルソナにマッチするものを訴求要素として活用していくことになります。
まとめ
企業側マッチ要件が明確になり、次に求職者側マッチ要件としてペルソナを作成し、仮の「Who」を定め、その相手に訴求する EVP を明確化しました。
これで誰に何をアピールし、どんな面をチェックすればいいかが出揃ったことになります。