無料配布のZennBookとして「人事評価制度入門 制度設計編」を執筆しました。
私は、前職・現職で2社連続で評価制度の設計・運用・改善を担当する機会を得ています。
制度に関わる経験が積み上がってきたため、ZennBookとして言語化することにしました。
ZennBookは
- 人事評価制度入門 制度設計編
- 人事評価制度入門 現場運用編
- 人事評価制度入門 被評価者編
の3部作を予定しています。今回は「制度設計編」です。
「人事評価制度入門 制度設計編」について
人事評価制度について、その目的から始まり、以下の要素に関する説明を行っています。
- 等級制度 - 社員に求める役割・職務などの序列を定める制度
- 評価制度 - 社員をどのように評価するかに関する制度
- 報酬制度 - 評価制度の評価結果をもとに社員の報酬をどのように決定するかに関する制度
- 目標管理 - 事業成果や個人成長を高め、パフォーマンスを向上させるための仕組み
- 制度運用 - 制度運用について
「人事評価制度入門 制度設計編」の想定読者について
この ZennBook では以下のような方々をターゲットとしています。
- 人事評価制度の制度設計を担当する制度責任者
- 人事評価制度の制度運用を担当する制度運用担当者
- 全社の人事評価制度を踏まえ、部内ローカルの人事評価制度設計を担当する部内制度責任者
目次の紹介
- Chapter 1 - 人事評価制度入門 制度設計編の概要 - この書籍全体の概要について説明します
- Chapter 2 - 人事評価制度 - 人事評価制度全体の構成について説明します
- Chapter 3 - 等級制度 - 等級制度について説明します
- Chapter 4 - 評価制度 - 評価制度について説明します
- Chapter 5 - 報酬制度 - 報酬制度について説明します
- Chapter 6 - 目標管理 - 目標管理について説明します
- Chapter 7 - 制度運用 - 制度運用について説明します
補足
あくまで2社での経験を元にまとめているため、特に経験する機会のなかった部分については内容が浅めになっています。 例えば、定量評価の係数計算などを含む、細かな定量評価の経験がないため、関連する内容は取り扱っていません。
まとめ
無料配布のZennBookとして「人事評価制度入門 制度設計編」を紹介しました。
なお、メインターゲットは評価の設計、運用に関わる人ではありますが、多くの社員にとって評価制度について知っていることはプラスに働くと考えています。 一般的な人事評価制度の考え方を踏まえつつ、自社の人事評価制度も理解していると、評価に必要な事がわかったり、評価結果への不満をつのらせにくくなります。 その意味では、働く人達全般におすすめのテーマです。