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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

プロの格闘ゲームプレイヤーから学ぶメモ駆動成長

なんとなく視界に入った、YouTubeの動画。 バーチャファイターのトッププレイヤーの一人である赤丹しわぽさんへインタビュー。 そこであるキーワードを耳にしました

メモってこれ注意しよう

弱点、研究対象などその時に必要だと思ったことを忘れないうちにメモり、成長につなげているとのことです。 私はストリートファイターe-Sports観戦が好きなのですが、ストリートファイター関係者でもメモの話は複数耳にしています。

ウメハラさんの場合

ウメハラさんの著書にもメモの話題があります。

新しい発見を毎日メモして、成長を確認する

出典: 梅原大吾「1日ひとつだけ、強くなる」,KADOKAWA,2015年7月,169ページ

成長への感受性を高める意欲の面と、成長のチャンスである小さな気づきを逃さないようにする双方の意味があるとされています。

Shutoさんの場合

昨年、急激に強くなったShutoさん。強くなった理由の一つとしてノートへのメモをあげています。

必要な対策など気づいたことを忘れないうちにメモし、あとできちんと対策する。 ひたすらそれを繰り返したということです。

メモの重要性をまとめる

  • 成長につながる可能性がある対象を忘れる前に記録できる
  • 記録内容を元に確実に対応を実施でき、試行錯誤が成功すれば成長につながる
  • メモを記録するという習慣自体が、細かな成長要素へのアンテナを強化する
  • メモを通した成長をすることで、成長への自覚が発生しやすくなり意欲を高く保ちやすくなる
  • この繰り返しが成功を生み、自信につながり、さらに積極的な行動につながる

メモからの取り組みを何もしていない状態から、取り組み始めた場合、1年も経てばメモの活用以前と全く異なるペースで成長するだろうと予想できます。

まとめ

メモを通した成長は、プロの格闘ゲームプレイヤーに限らず様々な対象にとって有効と考えています。

成長につながる要素を発見すること自体、習熟が必要そうな気もします。 自分が取り組んでいる状態をメタな視点で観察する必要があるためです。

  • 今自分はうまくできているのか?
  • 他に選択肢があるか?
  • 今、違和感を感じた。原因は何だろう?

手を動かしている最中や直後にこういった点に気づく必要があります。 そのため不慣れなうちは、あまり気づきを得られないかもしれませんが、観察力が高まるまで継続して経験を積んでいくことが必要になるでしょう。