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パックマン99 - 各状況ごとの遅延有無に関して考える #パックマン99

パックマン99ではフルーツを取るたびにRoundが増え、Roundが増えるたびにゴーストのスピードがあがります。そのため、急いで進行しすぎると敵がどんどん増え、回避が困難になります。いわゆるスピード進行の弊害です。しかし、スピード進行には利点もあります。現バージョンだと3Roundごとにシールドを獲得できます。前バージョンだと敵を倒すこと以外ではシールドを入手できませんでした。一方スピード進行によるシールド獲得は確実です。他のプレイヤーよりも早く進行すれば、より早くシールドを揃えやすくなります。さらに、2Roundごとにスピードアップもするため、後半ストロンガーで攻撃する準備を整えやすく、9Round以降の必要な場面でいじけ時間 4.5 秒の恩恵を受けつつ、攻撃もし続けることができます。

反対に遅延戦略としてできるだけゆっくりとRoundをすすめる選択肢があります。しかし、遅延進行しすぎるとゆっくりしている間に他のプレイヤーからの攻撃をもらいやすく、結果としておじゃまパックマンやキラーパックマンが回避困難になってきます。

この双方の利点、欠点を踏まえつつどこでどのくらい遅延テクニックを使うかが重要になってきます。

遅延テクニック

パワークッキー待機

パワークッキーの目の前で待機する方法です。ゴーストやキラーパックマンが近寄ってくるギリギリまで待機して次のパワークッキーをとることで遅延します。

ちょびぐい

トレインを一気に食べずに1匹ずつ食べることで遅延を行う戦法です。
1匹食べるごとに一瞬時間停止する演出が入るため、遅延することができます。

おかわり

ちょびぐいをしている最中にスリープゴーストをとることで、さらにちょびぐいの量を増やす方法です。

ループ通路

キラーパックマンがいない状況で有効な戦法。ループ通路を左右にいったりきたりするとゴーストが通路に入ってきにくいため状況を保てる限り延々と遅延できます。
延々と言いつつも、そのうちにキラーパックマンが増えてきたり、意外と完璧な回避は難しくたまに通路に侵入されて失敗したりします。

狙う場合は、序盤90秒でキラーパックマンがで始めるより前か、それ以降で全くタゲをもらっていないときが狙い目になります。

アルゴリズム活用

ゴーストの移動アルゴリズムは一定に定まっています。その法則を利用して、クッキーやフルーツをとらないまま回避する戦法です。
とはいえ、4体のゴーストすべてが近くにいる状態で何度も回避を狙うのは難しいため、パワークッキーの近くにいて、ゴーストが1体だけ近寄ってくるような場合に誘導して回避することでほんのちょっとだけ遅延することができます。とはいえ、最後の勝負で1秒未満の差で勝負がつくこともあるし、ちょっとの遅延でもムダにはなりません。

ちなみにアルゴリズムを前提にした回避をしている最中にゴーストのモード変更が発生する場合があります。それを想定してちょっと距離をあけておくと安全です。

遅延判断

上記のような遅延テクニックを使った遅延をいつ使うかについては、個々のプレイヤーの好みもあると思いますが、一般的に考えておくとよさそうなことを整理しておきます。

フルーツを出してから遅延する

遅延している間にクッキーの回収が困難なほどキラーパックマンがわくことがあります。
それに備えていざとなったらフルーツをとってキラーパックマンを消せる状態にしてから遅延すると安全です。 特に全面にクッキーがある盤面になったら、まずはフルーツを出すことを最優先にすることを推奨します。

シールドを増やしてから遅延する

現在のバージョンの仕様上、終盤はストロンガーによる攻撃合戦になりやすいです。そのときまでにシールドを増やしておくと生存率が高まります。
そのため、シールドが増える前にあまり遅延をしすぎるのは微妙かもしれません。

次のパワークッキーをとる場所の近くで遅延する

ゴーストのちょびぐいなど遅延をしていると、その最中に追加で敵が増えたりして急にピンチになることがあります。
そのため、できるだけトレインを食べたままで次のパワークッキーに安全にたどり着けるような位置で遅延をすることができると安全です。

全クッキーを回収できるかどうか?

全クッキーを回収できそうなときに遅延をしすぎると、キラーパックマンが増えて全回収が困難になります。 この場合、遅延をせずにクッキー回収をするかどうかの判断が発生します。

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