会社が2月いっぱいリモート推奨期間とになりました。 そこでミーティングが必要な場合はオンラインが基本になったのですが、対面ならホワイトボードを利用して議論を可視化するような場面でオンライン時の選択肢を用意する必要がでてきました。 本格的にやる場合は Miro の評判がいいようですが、まずは既存の選択肢の中で利用できるものということで Zoom のホワイトボード機能を試してみました。
描画ツール
こんな感じのツールを活用できます。
実現したいこと・実現方法
全体として実現したいのは、いわゆるファシリテーション・グラフィックで使うような議論の可視化手法です。 シンプルかつ必須なところで
- ものごとの列挙の表現
- 関連の表現
- グループの表現
1. ものごとの列挙の表現
列挙専用の記法は用意されていないので、テキストを挿入し、その内容を箇条書きとして見せる形になります。
順序のない列挙なら「中黒」を先頭につける。
順序のある列挙なら「数値」を先頭につける。
2. 関連の表現
因果関係、双方向での関係、時系列など2以上のものの関係性を表したい場合。 片方向・双方向向けの矢印が用意されているのでこれを用います。
3. グループの表現
何らかのグループを表す場合、四角・円の図形を活用することで表現できます。
まとめ
Google Docs での見出し構造の文書よりも表現を増して、ホワイトボードに記述するときのようにしたい、というケースを想定するとやや物足りなさがあるかもしれません。
それでもないよりは便利そうな気もします。
その他、スタンプ機能もあるので、例えば多人数で付箋代わりに四角の図形でアイデアの案を書き出して、スタンプで投票するというようなこともできそうです。
おまけ
お試しで書いたもの