あるタスクがあるとします。そのタスクには依頼者と実施者がいます。
依頼者が実施に必要となる前提情報の量は作業者の成果に影響を与えるものとします。
例えば、前提情報と実施者のパフォーマンスのそれぞれを 0 - 1 の範囲で表し、
それぞれを掛け合わしたものを成果とします。
言われていない部分も類推して、暗黙の正解を探り当てる勘のいい子はいないものとします。
ケース | 前提情報 | 実施者のパフォーマンス | 成果 | メモ |
---|---|---|---|---|
十分な前提情報と十分なパフォーマンス | 1.0 | 1.0 | 1.0 x 1.0 = 1.0 | 最大の成果がでる |
半分の前提情報と十分なパフォーマンス | 0.5 | 1.0 | 0.5 x 1.0 = 0.5 | 半分の成果がでる |
半分の前提情報と半分のパフォーマンス | 0.5 | 0.5 | 0.5 x 0.5 = 0.25 | 半分の成果がでる |
前提情報なしで十分なパフォーマンス | 0.0 | 1.0 | 0.0 x 1.0 = 0.0 | 全く成果がでない |
十分な前提情報と残念なパフォーマンス | 1.0 | 0.0 | 1.0 x 0.0 = 0.0 | 全く成果がでない |
まとめ
前提情報がないと優秀な人が手を動かしても十分な結果がでない。
という当たり前の話ではありますが、果たしてこの当たり前がどの程度通用しているかということがありそうです。