ツイートでやりとりすると長くなりそうだったので記事にしました。
昔 Cockburn と EstherとDiana の本になぜKPTがないか、という話したときに、彼女たちは知らないかもな。と言ってました。ただ、Agile20xx では KPT は聞いたことがなく、Keep Doing/Try Differently のなどの2欄が多いようです。”Problem” という言い方のReframeが必要の意図。
— Kenji Hiranabe (@hiranabe) 2017年12月19日
私のちょっとした発言を拾っていただきありがとうございます!
平鍋さんに感謝です。
前提
私はアジャイル周りに関して特別に詳しいわけではないので、いただいたリプの単語について調べました、
"EstherとDianaの本"
Agile Retrospectives のことと認識。
Agile20xx では KPT は聞いたことがなく、Keep Doing/Try Differently のなどの2欄が多いようです ”Problem” という言い方のReframeが必要の意図。
Agile 2017など、毎年行われるアジャイルの世界最大のカンファレンスのことと認識。
つまり、世界的なカンファレンスではKPTの話題はでてこない。
振り返りの話題の場合は Keep Doing/Try Differently のなどの2欄 であることが多い。
Try, Keepの例
検索してみました。
Diana Larsen さんの記事
What should we keep doing, what should we try differently next time?
上記の説明がありました。
こちらはボードの画像がのっていました。
まとめ
Keep と Try の2欄である理由というのを自分なりに想像してみました。
KPT を考えた場合に Problem というのは考えようによっては在庫です。
問題はあって、認識はしているけどまだ取り組まない。
そして時間は有限です。
つまり、時間を使って問題を扱うのであれば問題の要因分析をして、
原因の仮説を立て、アクションの案を作り、それに Try する。
そこまで一気に行うものだけを取り扱う。
その結果、過程である Problem は常にボードには存在せず
Keep と Try のみになる、というのはありそうだなと。
取り組まないものは問題として目に見える形で管理せず、実際に立ち向かう際に時間をかけると。
例えば、他の問題が解決したせいでその問題も解決するケースが考えられます。
そうなると、その問題を管理しておくコストが無駄になります。
勝手な想像なので全然違うかもしれませんが。
おまけ
Alistair Cockburn氏と平鍋さん周りの情報を調べればKPTの原典に辿り着けそうな感じかな。夜調べる。
— てぃーびー 📺 (@tbpgr) 2017年12月17日