概要
暗黙の期待値をやめ明示の期待値にする
臭い
自分の中で持っている仕事に対する基準があるとします。
部下がその基準を守らない場合、叱りつけているとします。
いつまで経っても部下はあなたの心の中にある基準を満たしません。
アドバイス
期待値を明示する
暗黙の期待がよほど一般的で当たり前の内容でない限りは、
何を考えているか分からない他人の頭の中に用意されている期待値を満たすことなどできないでしょう。
一番良くないのが、暗黙の期待値を満たさなかった部下を頭ごなしに叱ることです。
部下からすれば、
「はっ?そんなの分かるわけないじゃん」
という反応になります。
例えあなたの暗黙の期待値が正論だったとしても、です。
良く振り返って見てください。自分が若手で右も左も分からないときに上司から
そのような指摘を頭ごなしに受けて本当に受け入れられるのですか?
本当に未知の期待値を満たすことができていたのですか?
あなたの持つ素晴らしい期待値を明示し、ナレッジとして可視化しましょう。
その期待値についてあらかじめ知らせた上で、うまく期待値通りに行かなかったときは
どうやって期待値に近づけるかアドバイスをしましょう。
場合によっては明示化したナレッジが不十分だったかもしれません。
可視化したナレッジをブラッシュアップし、分かりやすくさを向上させましょう。
期待値の可視化は、コストパフォーマンスも高いです。
複数人に同じ内容を説明する手間を減らすことができます。