esa で問題の真因分析をする際の例です。
原因が1本道ではない場合などに、テキストだけで分析するよりも
問題の構造を把握しやすいのがポイントです。
「期待値が分からない」ケース
相手が求める期待値が分からない、という例を esa で真因分析すると以下のようになります。
## <i class='fa fa-warning'></i> 症状 <!-- 症状を記載する --> 期待値が分からない ## <i class='fa fa-search-plus'></i> 分析 <!-- システム思考で症状から真因を発見する --> ~~~uml (期待値が分からない) -- (期待値が明示されていない): なぜ? (期待値が明示されていない) --> (暗黙の期待に応えるのが当然だと考えている): なぜ (暗黙の期待に応えるのが当然だと考えている) --> (暗黙の期待が伝わらないリスクを軽視している): なぜ (暗黙の期待が伝わらないリスクを軽視している) --> (暗黙の期待の原因と結果を確認していない) (期待値が明示されていない) --> (明示の期待の伝達コストを高く見積りすぎている): なぜ (明示の期待の伝達コストを高く見積りすぎている) --> (明示の期待の伝達コストを確認していない) (暗黙の期待の原因と結果を確認していない) --> (☠事実ではなく解釈で物事を判断している) (明示の期待の伝達コストを確認していない) --> (☠事実ではなく解釈で物事を判断している) ~~~ ## <i class='fa fa-graduation-cap'></i> 真因 <!-- 真因を記載する --> * 真実ではなく解釈で物事を判断している
図の部分は以下のようになります。
まとめ
ちなみにサンプルの真因分析の内容が事実かどうか、
私も確認していないので、いままさに解釈で物事を判断しています。