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Recruiting Operations - 採用業務の形式化 - 階層のある手順をサブ手順として書き出し

この記事は Recruiting Operations Advent Calendar 2019 の8日目の記事です。

採用業務の質を安定させるため、また、採用業務にかかるコストが最小化されるようにしていくためには、そもそも現状を形式化する必要があります。
そのため、最初に Recruiting Operations は採用に関わる現行業務を形式化します。
採用業務の形式化の一つとして「階層のある手順をサブ手順として書き出し」についてまとめます。

1段階目として 対象業務の洗い出し を済ませてあるものとします。
今度は洗い出した業務1つずつに対して、実際に作業を行う担当者の1つ1つの手順を書き出していきます。
このとき、洗い出した手順がシンプルで数が少ない場合は、前回紹介した「 対象業務の洗い出し 」でよいのですが、手順が多くいくつかの階層にかける事ができそうな場合、手順を階層化してサブ手順にしていくとよいでしょう。 これによって、個別の業務がどのような手順で実施されているかが最小単位で可視化されつつ、一定単位で階層化され理解が容易になります。

例えば、カジュアル面談から内定オファーまでの手順だったら

  • カジュアル面談
    • カジュアル面談の具体的な手順1
    • カジュアル面談の具体的な手順2
    • カジュアル面談の具体的な手順3
    • カジュアル面談の具体的な手順4
  • 一次選考
    • 一次選考の具体的な手順1
    • 一次選考の具体的な手順2
    • 一次選考の具体的な手順3
    • 一次選考の具体的な手順4
  • 二次選考
    • 二次選考の具体的な手順1
    • 二次選考の具体的な手順2
    • 二次選考の具体的な手順3
    • 二次選考の具体的な手順4
  • 内定オファー
    • 内定オファーの具体的な手順1
    • 内定オファーの具体的な手順2
    • 内定オファーの具体的な手順3
    • 内定オファーの具体的な手順4

のような手順になります。
※色々やりかたや例外はあると思いますが一例です

まとめ

「階層のある手順をサブ手順として書き出し」についてまとめました。
ここまでくると、今の業務の中でネックになっている部分や改善可能性のある箇所がわかりやすくなってきます。