祝中ボス!湊川さん、Mochiko さん、親方さんのラスボス3巨塔に続く、中ボスゾーンに配置されることになりました。
配置に関しては、以下のブログが詳しいです。
成長と充実のハードルを下げるコミュニティ「Growthfaction」で技術書典6に出展し、「挫折論への招待」頒布することになりました。 この記事では、各担当者ごとのパートについて短く触れていきます。
なお、挫折論への招待については、下記記事にまとめていて、継続更新していきます。
VTRyo パート - 未來論への招待
てぃーびーによる紹介
わたくしてぃーびーと同様にSIerの下請けで血反吐を吐いていた執筆者である VTRyo さん。
いまでこそ、Web系の会社に転職し、個人でイベントを主催するなど精力的に活動している彼ですが、ちょっと前までは過酷な環境で苦しんでいる一人でした。
前回のマヨイ・ジャーニーに続き、 VTRyo さん本人やインタビュー協力してくださった方々からの挫折に関わる経験からエッセンスを抽出してできあがったストーリーになっています。
主人公が、挫折し、自己との対話を通して立ち直っていく過程を通して読者に挫折とその裏にある様々な要素をわかりやすく・エモーショナルに伝えていきます。
物語の背景的にも共鳴するところがあり、涙をうっすら浮かべながら VTRyo さんの原稿を構成していました。
ゆのん パート - 挫折が人生の不確実性を減らす
てぃーびーによる紹介
アカツキの VP of Engineering である ゆのんさん は普段から組織づくり、ピープルマネジメント、チームマネジメントに携わる方です。
そういった立場でのできごとに立ち向かうために蓄えた知見が役に立っているであろうパートになっています。
最近では Podcast EMFM のパーソナリティとしてすっかり有名ですね。
EMFM のご縁もあり、今回の書籍タイトルが「エンジニアリング組織論への招待」リスペクトということで「挫折論への招待」になっています。
こちらは、名著「エンジニアリング組織論への招待」に関する Togetter です。
前回の「セイチョウ・ジャーニー」について「カイゼン・ジャーニー」の著者である市谷さん、新井さんに承諾を得たように、今回も「挫折論への招待」について「エンジニアリング組織論への招待」の著者である広木さんに承諾を得ています。広木さん、ありがとうございます。
前回と同様に、まず自身の体験に触れ、それをもとに抽象化した理論で挫折に影響する要素をわかりやすく説明しています。 また、ゆのんさんが精力的に活動しているエンジニアリング・マネージャー界隈の方にとっては、体験談の内容も含めて挫折論以外の要素としても「わかる!首がもげる!」と共鳴しながら楽しめる内容になっていると思います。
KANE パート - 挫折回避論への招待
てぃーびーによる紹介
技術書典5から技術書典6の間を通して、すっかり 「Podcast を生やすお兄さん」 として定着した KANEさん。
上記はデブサミ2019の登壇資料です。
挫折と認識できるような経験がない、ということを逆手にとり、自身がいかに挫折を回避してきたかをベースに回避論を語ってくれています。
挫折に限らずものごとはリアクティブにいくよりもプロアクティブにいくほうがうまくいく側面があると思います。
そういった意味でも、挫折に限らない有益な考えが手に入るでしょう。
ヨコヤマリョウ パート - 理不尽な人生を愛するために知っておくべき10のこと
てぃーびーによる紹介
普段はマネジメント・組織づくりに関わる仕事をしている ヨコヤマリョウさん 。
ヨコヤマリョウさんの実体験をもとにしたロックな雰囲気が漂う生々しい挫折のストーリーと、その要所にあった「知っておくべきこと」を紹介してくれています。
VTRyo さんに続く、二人目の「リョウ」さんも読ませるストーリーものを書くのがうまいようです。物語を読み慣れていて、なおかつロックな音楽も好きであるという両面での個性溢れる作品になっています。
tbpgr パート - 挫折認知論への招待
執筆者による紹介
ヨコヤマさんパートと同様に私の実体験をもとにした挫折論を「認知」を鍵に説明した内容になっています。
七次請負も含めた受託開発・多重請負での挫折とそこからの復帰という受託開発界隈では典型的な挫折〜復帰の裏側を解説しています。世の中に 255 名位いると思われる七次請けの皆様も、そうじゃない皆様も楽しみにしていてください。
前回同様、物事の関係性を表す図解も散りばめています。
七次請負の図解も・・・
今回は挫折対策に関するプラクティスを付録としてつけました。
ぜひアクションにつなげて役立てていただければと思います。
付録パート - みんなの挫折論
- あなたにとって挫折とは?
- あなたはどのような挫折をし、どうやってのりこえましたか?
という 2 つの質問を 25 名の人に行った回答集です。
豪華な顔ぶれもあり、共感しやすいようないい意味で「身近な」方の回答もありますので、お楽しみ。
まとめ
2019/04/14(日) 技術書典6の当日は、私も現地に行く予定です。
- サークル「Growthfaction」
- 場所 さ-03(「さーおっさん、挫折へ左折」と覚えましょう。※下記アニGIFでわかるように左折します)
- 頒布物
- 新刊 「挫折論への招待」
- 既刊 「セイチョウ・ジャーニー」
現地でお会いしましょう!
※今回も前回同様、 Growthfaction のメンバー全員で交代して売り子をする予定です