コードレビューにおける好みの領域に関する議論など、
いわゆる 自転車置場の議論 に多くの時間を使ったことはありませんか?
そこで、何にどのくらいの時間を使うかという意思決定のリソース配分についてまとめます。
意思決定の質・量・時間
- 意思決定全体の量としては瑣末なほど多く、重要なほど少ない
- 重要な意思決定には多くの時間が必要
- 些末な意思決定にはさほど時間が必要ない(または、時間をかけていると割に合わない)
- 重要な意思決定はリスク・リターンが大きい
- 些末な意思決定はリスク・リターンが小さい
意思決定のリソース配分で大事なこと
- 対象の重要度を理解すること
- 重要度が高いものにリソースを割くこと
- 重要度が低いものは可能な限り短い時間で意思決定すること
事前準備
理屈では分かっても「意思決定で大事なこと」がうまくいかない場合、
以下のような知識・スキルの不足が考えられます。
- 目的の理解
- 対象業務領域の知識
- 対象専門領域の知識
- 意思決定に関る基本的な知識・スキル
そもそも上記の習得がおぼつかない場合は
- 新たな知識・スキルを身につけるための基礎学力
- 新たな知識・スキルを身につけるマインドセット
を身につけるところからスタートになるでしょう。
まとめ
細かいところに気がつく人ほどついつい、気がついたことをシェアし、
議論にしてしまいがちです。(そう、私です)
また、大なり小なり何か成果になるものは声高にアピールしまくる人、
という場合もありますね。
仕事としてやることであれば費用対効果は常に意識したいところです。
また、仕事以外に関しても時間が有限であることを考えれば
「率よく」やっていきたいところです。
※業務外ぐらいのんびりする、ということに価値を置くケースもわかるし、
ひとそれぞれなのであくまで自分に関する話です。