概要
はじめてのPull Request。Rails GuidesにPull Requestを送ってみたら瞬殺でマージされた
経緯
最近、ライブラリを覚えるのとOSSのコードリーディングも兼ねてRailsのActiveSupportのGuideと
GitHubのコードを毎日読んでいました。
String#indentのGuideを読んでいたところ、他のメソッドのところにはあった
ソースコードの場所に関する記述がありませんでした。
これは記述があった方が便利だろう、ということで修正依頼もしくは修正する方法を調べてみることにしました。
ドキュメントに関するContributeのルールを読む
下記ページの項目6「Contributing to the Rails Documentation」を読みました。
http://edgeguides.rubyonrails.org/contributing_to_ruby_on_rails.html
GitHubのRailsにPull Requestを送るか、定期的にメンテナンスをする場合はRails core teamに
連絡を取ってコミット権をもらうか、とのことだったので前者を選択。
また、注意事項にあるGuideの記述ルールを読みました。
http://edgeguides.rubyonrails.org/ruby_on_rails_guides_guidelines.html
Pull Requestの手順
・自分のアカウントでGitHubにログインして、Railsのリポジトリにアクセス。
https://github.com/rails/rails
・Forkボタンを押します
・Forkされました
・Forkされたリポジトリをローカルにクローンします
・作業用のブランチを作成します。(guides_active_support_core_ext)
・ファイルを編集します。
https://github.com/rails/rails/blob/master/guides/source/active_support_core_extensions.md
・編集内容をcommitします。
この際、コメントに [ci skip] を含めます。
fix guide active_support_core_extensions. add Note to String#indent [ci skip]
※他の開発者がGuideのPull Requestを送った際に[ci skip]を追記するように指摘されていたので。
・編集したファイルをForkしたリポジトリにpushします
・Pull Requestを送ります
・ものの数分でマージされました!
https://github.com/rails/rails/pull/14059
しばらくしたらString#indentの Guidesのところにソースコードの場所を表す記述が追加されると思います。
Rails Guideでソースコードにメソッドはあるけど、 Guidesに記述されていないものもありますので
Guidesを書いて初Pull Requestデビューしてみてはいかがでしょうか?