ある日の我が家。
長女と次女がケンカをしています。
長女「ごめんね、次女」
次女「・・・」
次女「・・・」
長女「次女に 謝っても許してくれない!! 」
そんないざこざが発生していました
冒険散歩
最近私と娘達の間で「冒険散歩」というものが流行っています。
「冒険をしている気分になるような場所を散歩する」というものです。
例えば、木々が生い茂る川の河川敷。
住宅の密集地にある細い道。
そんなところへ徒歩でいってあれこれ見て回る。そんなものです。
目的は主に2つ。
1つは長女と次女の 好奇心を育てること 。
1つは私の運動。(座り仕事なのでほっておくと全く動かない)
おまけとして娘達がとても楽しんでいる、ということもあり年末年始に開始して以来
天気のいい土日の楽しみになっています。
今日は以前から自転車で通りかかるたびに「上から見ると怖いね」と眺めていた
急な階段=通称「 こわいかいだん 」を実際に歩くという冒険散歩に出発しました。
怖い階段なう pic.twitter.com/l1KlhPy7Hv
— てぃーびー📺 (@tbpgr) 2017年2月19日
その出かける間際に件のいざこざが発生していて、歩きながらもケンカが続いていました。
原因を知る
次女は何故許さないのだろう?まずはそれを聞いてみることにします。
話しやすいように、長女に少し離れていてもらって聞きます。
すると
次女「ゆるしたいけど、 『いいよ』っていうのがはずかしいの 」
といいました。
なんと、許していないわけではなかったのです。
にも関わらず許されていないことに腹を立てた長女が強くあたるせいで、
今度は本当に許したくない気分にさせていたのです。
解決案を考える
理想としては恥ずかしがらずに「いいよ」といえるとよいのですが、
まずは次女が許しているという事実が長女に伝わることを優先させることにします。
ただし、私の口からではなく次女の口から伝えてもらいます。
次女はシモネタが大好きな時期です。
そこで
私「『いいよ』の代わりに『おしり』っていえる?」
私「次女が『おしり』っていったら、『いいよ』って意味だよ、という話を長女にしてあげるから。言えそう?」
次女「うん!」
※うん!のあとに「こ」がついていたかどうかは定かではない
そして長女のもとに向かう私
私「今から次女が『おしり』っていったら『いいよ』って意味だからね」
長女「うん!」
※うん!のあとに「こ」がついていたかどうかは定かではない。ちなみにこのとき長女は(・∀・)ニヤニヤしていた
実践
長女のもとに歩みよる次女
次女「長女ちゃん。・・・・おしり」
長女「次女ちゃん、許してくれてありがとう!」
このあと、このやりとりがとても楽しかったらしく何度も繰り返す2人がいました。
副次効果
何度も繰り返すうちに「おしり」と間違えて「いいよ」と言うことが増える次女。
どうやら「いいよ」の意味として「おしり」といわなければならない、というルールはけっこう混乱するらしく、
ついつい「いいよ」のほうを言ってしまうとのこと。
・・・あれ?
そっちのほうがいいじゃないですか、次女さん 。
ということで、最終的に普通に「いいよ」と許す発言ができるようになりましたとさ。
まとめ
そんなこんなの家庭エピソードでしたが、本題はこれから。
今回の件は、 表からみえる情報が事実とは限らない という話ですね。
一見すると次女が許していないようにみえて、問題の本質は「 恥ずかしさの解消 」でした。
また、本質を誤るとこじれていくさまも表しています。
先入観で決めずに、真実を確かめることは大事ですね。
以上、「 おしりで解決 」した話でした。