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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

CodeIQで優秀な人材を効率良く狙い撃ちした話 - 狙い撃ちされた側編

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以前にCodeIQを利用して採用を行った際のエントリを書きましたが、
採用された側に弊社を選んだ理由を確認できたので、逆視点エントリを書くことにしました。

前提

こちらの記事を先にご確認ください

tbpgr.hatenablog.com

弊社以外にも10社程度の企業を訪問したうえで弊社に決めたそうです。

入社を決めたポイント

以下、採用された彼(以降、Oさん)からみた、企業を選ぶ際にポイントだった点です。

HP

HPが見栄えがして、魅力的なものに感じる内容であったこと。
採用前は会社のHPが古いHPだったので新しいHPに変更していたのですが、その点が幸いしました。
ちなみに、古いHPを見せたところ「これは不安を煽りますね」との感想でした。

オファー文章

しっかりとパーソナライズしたスカウトメッセージでオファーされたこと。
問題の解答・プロフィールなどをしっかり読んだ上でオファーしていることが分かった点は安心感があったようです。

モダンな開発環境

Slack, esa, Trello等、モダンな開発環境を採用していること。

新規技術に積極的な組織

新規技術に積極的に取り組む組織であり、またメンバーからの提案も合理的なものであれば
どんどん受け入れられ、挑戦できる環境であること。

同僚のレベル

超一流の技術力を持つ会社ではないですが、少なくともOさんにとっては私の上長と私が一緒に仕事をしたい、
と思わせる水準に到達していたようです。

ミートアップ 時の印象

CodeIQを利用した採用時は私の上長がミートアップでOさんに会い、その後何回かのやり取りを経た後に
社長とも顔合わせを行いました。

その際に上長や社長の人柄が良かったこと。
社長の語る組織のビジョンに共感したこと。

などのポイントが高かったそうです。

ドメイン

BtoBのビジネス領域であること。

昨今、モダンな開発環境を持ち、新規技術に挑戦しやすく、アジャイルな開発をしている現場というのは
いわゆるBtoCのWeb系やゲーム界隈などであることが多い、という印象がありますが弊社は堅めのBtoBのビジネスをしている会社です。
そういった安定感、落ち着きを感じさせる業務ドメインであることは、Oさんのにとって魅力的に感じたそうです。
また、そういった領域でありつつモダンでアジャイルな環境である会社は比較的少なかったとのことです。

ワークライフバランス

弊社は基本的に残業がありません。きっちり8時間労働で帰る会社です。

私は在籍2年半です。前職では恒常的に毎月100-150時間程度の残業をしていましたが
現職では2年半の残業合計時間が前職の1ヵ月分の残業時間よりも少ないです。

個人の信頼

私(てぃーびー)が積み上げておいた個人への信頼感が影響していた、とのことです。

企業側が採用時に出す条件は一般に企業側が良く見せようとしているため、実際の所は本当に言葉通りによい環境なのか入社前には把握しにくいです。
例えば「完全週休2日制。ワークライフバランスを重視した会社です」と採用向けのページに書いてあっても、いざ入ってみたら
高稼働のブラックだった、というのはよくある話です。

しかし、私が採用とは関係なく普段アウトプットしている内容や、私のツイッターの発言をみることで開発現場のことがすけて見え、
そしてオファー時に説明された内容が嘘ではないことを信じることができたそうです。

まとめ

CodeIQを利用した採用時に、採用する側からみて求職者の開発力をソースコードから確認できたり、
詳細プロフィールから個人のアウトプットなどを確認できることが魅力的であることと同様に、
求職側からみた際に企業の本当の姿や働く人の姿が信頼できる形で確認できることは、魅力的に感じるようです。