概要
個人での KPT の活用開始と KPT-CD という独自概念について
以下の順に説明します
KPT とは?
KPT とは振り返りによる改善手法のことです。 K , P , T それぞれには下記のような意味があります。
- K : Keep
- よかったこと
- P : Problem
- 悪かったこと
- T : Try
- 次に試すこと
個人 KPT をこれから導入する経緯
個人的に大量の Input, 大量の Output, 大量のプログラミングをしています。
最近、 CodeIQ 関連のタスク、 Twitter / Web など情報収集対象や
コミュニケーション対象など、取り扱う情報量・作業量が急激に増加してきました。
消化したいタスクと現実に消化しているタスクの量に大きな差がでてきました。
今までは、振り返り・改善は思いついた時に場当たり的にしてきましたが、
そろそろ本格的に KPT を導入して継続的に改善したいと思い始めてきました。
KPT の個人ルール
- 1 週間単位でチェック
- どの要素も、項目数を 3 個以下に抑える
- 多すぎるとモチベーション、理解力、集中力などが損なわれる
- Keep
- 改善導入中のものが対象
- 2 週間目から慣習化する or 廃棄するまで
- problem
- 改善すべき問題点
- Try
- 改善のために行うこと
- Try 開始から 1 週間は Try に配置
KPT 後の世界も加えた、 KPT-CD
KPT 後の世界
KPT の Keep が成功したり、
KPT の Try / Keep が失敗とみなされて廃棄された場合、
そういった情報も過去の経験として履歴管理したいです。
KPT-CD
KPT 後の2つの概念を追加します
この Convention, Disposal を合わせて個人的に
KPT-CD
と呼ぶ事にします。
KPT-CD の CD
部のルール
- convention
- Keep が慣習化したら移動
- 改善実績として後日の参考にする
- disposal
- Try / Keep が失敗、廃棄対象と判断された場合に移動
Personal KPT の管理
esa.io で管理
- Personal KPT のメインビューは esa.io の トップページで行う
- 毎日確認し、常に目につくところに情報を配置
- KPT の個人ルール は
KPT/Rules
に移動 - 慣習化した Keep は
KPT/Conventions
に移動 - 廃棄した Keep / Try は
KPT/Disposals
に移動
個人かつ扱う情報量が少ないので、まずは手動メンテ。
Twitter でも呟いたのですが、 esa.io の README.md に他のメモを埋め込めたら便利だなと思ったり。
DocBase のメモ連携機能のように。
こんな感じ
まだ試し始めたばかりなので色々と変えるかもしれませんが。