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Employee Experience Engineer tbpgr(てぃーびー) のブログ

図解下手が図解チョットデキルといえるようになるための5つのトレーニングメニューを考えた

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ミーティングをする時。何かを説明する時。プレゼンテーションをする時。
図解を利用してわかりやすく、より効果的にコミュニケーションをとることで
自分が伝えたい内容を短時間で齟齬なく伝えたいと考えました。
そこで、図解についてまとめました。

tbpgr.hatenablog.com

それを踏まえて、どんなトレーニングをするのがよいのか考えてみました。
これを元に今後実際に手を動かしていきます。

論理図解を鍛える

論理図解とは物事の関係・階層・グループなどを図形や矢印などで構造化した図解。

1. list, cluster, radial に分類して書く

グラフィックレコーディングをやってみよう!ワークショップ 開催レポート〜「3つの筋肉」の鍛え方 で紹介されていた手法。

物事を list, cluster, radial に分類して、その内容を書く練習をします。
下記のスライドが参考になります。

この能力の構成要素としては

  • 対象を list, cluster, radial どれで書くのが適しているか判断できること
  • list, cluster, radial それぞれを適した形式で分かりやすく表現することができる

の2種類があるでしょう。
新たに自分が何かを説明する際に、この二点を意識的に鍛えることでトレーニングとします。
分類に関しては都度判断する。
表現方法については、他の図解のうまい方の事例を探して参考にしながらバリエーションを増やします。

幸い私には3人の娘がいるので、いろんなことを分かりやすく説明しなければならない機会に恵まれています。
もちろん業務中にも説明が必要なケースは多々あります。

list

箇条書きなどリスト。

cluster

ひとかたまりのグループ。
囲ったり、見出しラベルをつけたりする。

radial

星状。マインドマップ的なもの。
発想を広げる際などに利用される。

絵図解を鍛える

ひと目でそれと分かるように絵・イラスト・写真・動画などを利用した図解です。

2. 表情をひたすら書く

グラフィックレコーディングをやってみよう!ワークショップ 開催レポート〜「3つの筋肉」の鍛え方 で紹介されていた手法。

喜怒哀楽。簡素化された人間の表情をかけることで、説明に様々な感情・属性を付与できます。
表情をかき分け、その質をあげることでその能力を磨きます。

3. アイコンをひたすら書く

グラフィックレコーディングをやってみよう!ワークショップ 開催レポート〜「3つの筋肉」の鍛え方 で紹介されていた手法。

ものごとをわかりやすく印象的に伝えるために対象を連想する事象を思い浮かべ、
それをアイコンとして描きます。
連想自体も磨く必要があるとは思いますが、私は普段から書物の見出しにEmojiやFont Awesomeのアイコンを使ったり、
記事に使う画像の連想をしているためそういった連想力自体はある程度磨かれているものといして、トレーニング対象外とします。

4. ラクガキの練習をする

ラクガキがうまくなりたい、というのは前々から考えていて寄藤文平さんの
ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホンを購入してあります。
この書籍を通してラクガキ力をあげます。

線と図形の組み合わるといろんなラクガキを実現できます。
この書籍ではそのためのトレーニングメニューや、
実際に線と図形の組み合わせでいろんなラクガキが実現できることが例示されています。

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

ラクガキ・マスター 描くことが楽しくなる絵のキホン

5. 実践で確実にトレーニングする

実践で確実にトレーニングします。理想的にはその上達ぶりを評価し、率直な意見をくれる仲間がいると望ましいでしょう。
また、実践に先述のトレーニングの要素を取り込むのを忘れないように確実に目につく位置に上記の内容をまとめておきます。

情報共有ツールでもいいですし、物理的な紙や付箋でもいいです。

参考資料