成人発達理論に関する書籍を読んでいて、脳内イメージの話題が出てきたので、その流れで以下のような Twitter アンケートをしました。
【アンケート】目をつぶって象を思い浮かべたとき、頭の中に象の映像が見えていますか?
— てぃーびー-転職活動中 (@tbpgr) 2019年1月19日
※アンケート文がわかりにくいですが、「目をつぶって象を思い浮かべようとしたときに、象の映像が思い浮かびますか?思い浮かぶ場合は、どのように思い浮かびますか?」という意味の内容です。
ちなみに私は「映像は全くみえない」ですhttps://t.co/HTK364oPJ5
— てぃーびー-転職活動中 (@tbpgr) 2019年1月19日
この流れで、普段参加しているコミュニティの Slack で、「見えないという状態」について質問を受けていました。
アンケート結果や、 Slack のやりとりを元に「頭の中でイメージが浮かばない」というのは比較的特殊な話なのではないか、と思い以下の条件で検索をしてみました。
「脳 映像 浮かばない」
すると、アファンタジアについて言及している記事を発見しました。
アファンタジアとは?
アファンタジア(Aphantasia)とは心的イメージを思い浮かべることができず、頭の中でイメージを視覚化することのできない状態を指す言葉である
とのこと。
個人的な経験とアファンタジア
アファンタジアの細かな定義を理解しきれているかわかりませんが、仮に「頭の中でイメージを視覚化することのできない」ということであれば、当てはまります。
例えば
- 羊が柵を飛び越えていく様子を頭の中で思い浮かべる
- 家族や友人の顔を頭の中で思い浮かべる
これは私にはできません。
昔水泳選手だった頃、トレーニングの一環で目をつぶって横になり試合のレースをリアルに想像するというものがありました。私は真っ暗な頭の中で「想像しているつもり」になりつつ、まぁ、こんなものなのかなと思っていました。
今思うと、そもそも自分にはその能力そのものがなかったわけです。
まとめ
頭の中でイメージを思い浮かべることができない、というのは記憶においてけっこう不利そうだなと思う一方、その状態でここまで生きてきたので何か他の部分で補完しているのだろうな、というような雑な事を考えていました。
このあたりについて、もっと自覚的になることができたら、記憶を必要とするような対象に対して、私の特性にあったよりよいアプローチがあるかみつけられるかもしれないと思いました。
ちなみに、長女と次女に質問したところ、けっこう鮮明にイメージを思い浮かべることはできるようです。