概要
素敵な罠を仕込む
システム開発の現場改善記シリーズの目的
下記のリンク先を参照ください
前提
- 覚えてもらいたい対象を自然な流れで覚えてもらう
- 特に、普通に教えようとすると拒否しがちなタイプに有効
- 印象に残す
目次
1. 下準備
覚えてもらいたい対象に紐づける「目立つもの」を「目立つ位置」配置しておきます。
例えば、変わった形の大きめの付箋に「2回同じことをしたら自動化」と書いてディスプレイの
目立つ位置に張り付けておきます。
2. 相手が気づくまで待つ
相手がその付箋に気付くまで待ちます。
無理やり付箋に話を持っていかないことが大事です。
あくまで、相手が自発的に「これってなんですか?」と興味を持ってくるのを待ちます。
3. 説明する
相手が自発してきて初めて、その内容を説明します。
可能なら実演したりします。
これにより、普段の業務の流れで自然に新たな考え方を「印象的に」伝えることができます。
4. 結果
狙ってこの方法をやった、というよりは私自身が忘れないようにしたりするために
付箋をはったりしただけなのですが、相手が自発的に興味を持ち、印象的だったためか
すぐにその内容を身に着けたりするようになりました。
似たようなケースで、ポモドーロタイマーを使っていたところ、
「それなんですか?」
と聞かれて、集中・作業分割・振り返りなどに関する説明をするチャンスを得ることもよくありました。
押し付けがましい教育よりも、興味を持ったことに対する教育のほうが効果が高いように思えます。
そこで、興味を持たせる工夫があるといいですね。
ポイント
- 自発的な学習モチベーション
- 好奇心を刺激
- これ、手の内をばらすとやりにくくなりますね