概要
Masterminds of Programming 言語設計者たちが考えること 書評
構成
1章 C++
2章 Python
3章 APL
4章 Forth
5章 Basic
6章 AWK
7章 Lua
8章 Haskell
9章 ML
10章 SQL
11章 Objective-C
12章 Java
13章 C#
14章 UML
15章 Perl
16章 PostScript
17章 Eiffel
18章 Ruby
感想
私自身は言語マニアなどではないため、言語の深い知識は皆無で
あくまで一般的なシステム開発を行うエンジニアとして下記のような点が参考になりました。
・各プログラム言語の設計理念や誕生の背景
・言語同士がどのような影響を与え合っているのか
・公開APIのバージョン管理や下位互換を放棄するタイミングの必要性と難しさについて
・言語開発者の考える優れた開発者
・割り込みへの対応方法
・ドキュメンテーションについて
参考になった点以外では
・各言語設計者の他言語ディスが結構激しい
なども見どころかと思います
共通してみられた意見は以下です
・今後、重要になるのは並列実行への対応
・開発者の情熱は重要
・優れた開発者を見抜くには一緒に働くことが一番
なども参考になりました。
参照
言語設計者たちが考えること (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Federico Biancuzzi,Shane Warden,伊藤真浩,頃末和義,佐藤嘉一,鈴木幸敏,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/09/27
- メディア: 大型本
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